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綾小路翔、オナマシ・イノマーさんへ「見つけてくれてありがとう」 盟友たちから悼む声

 かねてより口腔底がんで闘病中だった性春パンクバンド・オナニーマシーンのリーダーで元雑誌編集者のイノマーさんが19日午前2時50分、都内の病院で死去した。53歳だった。訃報を受け、氣志團綾小路翔ガガガSPコザック前田サンボマスターの木内泰史ら盟友がツイッターで追悼コメントを寄せた。

綾小路翔 (C)ORICON NewS inc.

綾小路翔 (C)ORICON NewS inc.

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 綾小路は「最後の最期までバカだったね。バカは死んでも治らない。天国でもバカのまんま。武器も病気もバカには通じない。GUNで撃とうがGANになろうが、バカだけは殺せない。イノマー死すともバカは死せず。BAKA is NOT DEAD!! イノマーさん、バカを、俺を、氣志團を見つけてくれてありがとう。またね」と、パンクそのものだったイノマーさんの生き様を表現。

 コザック前田は「イノマーさん、本当にありがとう。イノマーさんのお陰で僕はお酒辞めれたから、今日は静かに炭酸水で献杯します」と病室でのイノマーさんとの写真を掲載しメッセージ。「思い出が多過ぎるけど、最後まで僕らの味方してくれてありがとう。通夜や葬式には敢えて行かない様にします。まだもうちょっとこっちで頑張りますね。お疲れ様でした」と呼びかけている。

 木内も「ラママで出会って、チケット1枚も手売り出来なかったオレたちをその場でティッシュタイムのレギュラーにしてくれ、ソニーからオナマシとのスプリットを出してくれるまでしてもらった。今オレたちが音楽を出来てるのは間違いなくイノマーさんが引っ張り上げてくれたおかげです」と感謝を伝えた

 イノマーさんはオリコンが発行していた週刊誌『オリコンウィークリー』の編集長に同社当時最年少の29歳で就任。ガガガSP、氣志團やサンボマスター、峯田和伸銀杏BOYZ/当時GOING STEADY)といった人気バンドマンらを数多く紹介し、亡くなる直前まで親交が続いた。

 オリコン在籍中の1999年12月24日、ギターのオノチン(JET BOYS)、ドラムのガンガンと共に自身がボーカル&ベースとして3人組ロックバンド、通称オナマシを結成。退社後の2003年7月、サンボマスターとのスプリットアルバム『放課後の性春』でメジャーデビューを飾ると、シーモネーター(現SEAMO)とのコラボレーションシングル「家出/恋のABC」なども発表し“童貞のカリスマ”の異名もとった。昨年7月21日に口腔底がんステージ4で余命3年と公表。同年9月に舌の全摘手術を経てステージで歌えるまでに一時回復したが、今年7月に口腔底がん再発を告白していた。

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  1. 1. “童貞のカリスマ”イノマー、口腔底がんを公表「今日から長い壮絶な闘いに」
  2. 2. 口腔底がん公表のオナマシ・イノマー、手術前に緊急フリーライブ決定
  3. 3. 余命3年公表イノマー、口腔底がん手術前にライブ強行 集大成の裸締め
  4. 4. オナマシ・イノマー、口腔底がん再発
  5. 5. 口腔底がん闘病中のイノマー熱唱「死んでも死にきれねー!」
  6. 6. 闘病のオナマシ・イノマー支援イベント9・30開催 峯田和伸呼びかけでコザック前田、山口隆ら出演
  7. 7. 性春パンクバンド「オナマシ」イノマーさん、53歳で死去 口腔底がんで闘病1年5ヶ月
  8. 8. 綾小路翔、オナマシ・イノマーさんへ「見つけてくれてありがとう」 盟友たちから悼む声
  9. 9. オナマシ・イノマーさん、パートナー女性が明かす闘病と生き様 テレ東『家つい』
  10. 10. “家つい”でも話題のイノマーさんがラジオ特番に 盟友・江頭2:50がナレーション初挑戦
  11. 11. “家つい”でも話題のイノマーさんラジオ特番、ギャラクシー賞・奨励賞に
  12. 12. “家つい”でも話題 イノマーさんの意思を受け継ぐ音楽イベント開催へ
  13. 13. スターサンズ代表・河村光庸さん、死去 『新聞記者』『ヤクザと家族 The Family』など手がける

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