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『るろうに剣心』初の展覧会、来年4月開催 誕生25周年記念で直筆原稿やカラー原画展示

 人気漫画『るろうに剣心−明治剣客浪漫譚−』(作者:和月伸宏)の初となる展覧会『るろうに剣心展』が、2020年4月より東京ドームシティGallery AaMoで開催されることが決定した。1994年に『週刊少年ジャンプ』で連載をスタートしてから、今年で作品誕生25周年を迎えることを記念して企画されたもので、直筆原稿やカラー原画などを展示していく。

『るろうに剣心展』のビジュアル (C)和月伸宏/集英社

『るろうに剣心展』のビジュアル (C)和月伸宏/集英社

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 1994年4月から同誌で連載がスタートした同作は、幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられた伝説の剣客・主人公の緋村剣心が、明治維新後に「不殺(ころさず)の誓い」を掲げて、人を斬れぬ逆刃刀(さかばとう)を手に、仲間とともに人々を助ける姿を描いた物語。圧倒的な力を持ちながら、自らが犯した過ちに苦悩し成長する姿は、それまでの少年誌の主人公と異なる新しいヒーロー像として、当時の読者に鮮烈な印象を与えた。

 99年9月に完結したが、2017年より続編を『ジャンプスクエア』にて連載しており、今でも愛されている作品で、剣心が駆使する必殺技「飛天御剣流」のスピーディなバトルシーンと人の心に向き合う力強いストーリーは、テレビアニメ化(96年から98年)や実写映画化(12年、14年3部作 20年に新作公開予定)もされ幅広い世代から支持。全世界シリーズ累計発行部数7200万部以上(電子版含む)の発行部数を誇る人気作品となっている。

 世の中の価値観が大きく変わるなかで、時代の変化に苦しみつつも、自分の信念を貫き、幸せとは何かを模索し続ける主人公の剣心。現代の人々の有り様と何ら変わらない、人生の普遍的なテーマが作中に描かれており、平成から令和へと変遷する今の時代だからこそ、改めてこの物語をひもとき、次の時代へと読み継ぐべく『るろうに剣心展』が企画された。

 同展は、明治という新しい時代を背景に、剣心をはじめとした魅力的なキャラクターたちの姿を、かつてない規模の直筆原稿やカラー原画で展示し、『るろうに剣心』の世界に深く迫っていく。

 会期は20年4月24日から6月7日まで(会期中無休)で、チケットの発売時期や料金は追って発表される。なお、京都や新潟など日本各地での開催も計画している。

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