2014年4月から『good!アフタヌーン』(講談社)にて連載中で、累計発行部数440万部を突破している人気漫画『ぐらんぶる』(作:井上堅二 漫画:吉岡公威)が、実写映画化することが、発表された。ボケ・ツッコミ・大学生のギャグと青春が融合された本作の映画化に井上氏は「実写化してイケメンの股間を見るんだ!」と意気揚々なコメントを寄せている。公開は2020年初夏予定。
同作の主人公は、大学進学を機に海辺の町に引っ越してきた北原伊織。叔父が営むダイビングショップ「GRAND BLUE(グランブルー)」に下宿することになり、きれいな海とかわいい幼なじみと憧れのキャンパスライフに期待していた。しかし、彼を待ち構えていたのは男ばかりで飲み会の嵐のダイビングサークルで、原作の半分は服を着ていない状態とも言われている。18年の7月から9月まで、TVアニメ化もされている。
本作のメガホンをとるのは、映画『ハンサム★スーツ』(08年)でコメディデビューを果たし『あさひなぐ』(17年)や『3D彼女 リアルガール』(18年)、『映画 賭ケグルイ』(19年)などを手掛けている英勉監督。「『男子ってバカ! ほんとバカ! クズ!』って映画になっちゃいました。『ダイビングに賭ける青春と恋と友情。さあ、最高の海の世界へ』と宣伝されると思いますが、違いますから。詐欺ですから。僕がホントの『全○監督』かもです」と茶目っ気たっぷりなコメント。
今回の発表は、実写化と監督のみ。キャストのほかストーリーやスタッフもまだベールに包まれている。唯一のヒントとして「GRAND BLUE」の前でパンツ姿とオタTを腰に巻いてたたずむ2人の青年の姿を写した写真が公開に。誰が何を演じているのかは、今後発表されていく。
クランクインは今年の7月で10月にクランクアップ。来年3月に作品が完成する予定。
■原作者、プロデューサーコメント全文
・井上堅二氏(原作)
実写化してイケメンの股間を見るんだ!」『ぐらんぶる』の構想段階から抱いていた、僕の純粋無垢で――青年誌で連載する作家の誰もが抱く大きな夢。それがついに叶う時が訪れようとしています。協力してくれた関係者の皆様に感謝を、そして出演する被害者の皆さまに心からの謝意を送ります。本当に……色々とすみません!
・吉岡公威氏(漫画)
カナヅチの私が、井上先生の夢に乗っかってここまでダイビング漫画『ぐらんぶる』を一緒に描き続けることができました。美しい海で繰り広げられる爽やかな若者たちの青春。そしていよいよ実写化され、スクリーンで見られるんですね。本当にドキドキしてます。色々な意味で。本当に、色々な意味で!
・関口大輔氏(エグゼクティブプロデューサー)
昨今似たようなテーマの邦画が多いのは「お客さんが好きなタイプの映画」に傾向があり、そのベストな期待に制作が行われているからでしょう。最近の優れたリサーチにより、お客さんが見たい映画はどんなものなのかを判別する精度が高くなっているそうです。そんな時代に作られるこの映画『ぐらんぶる』ですが、そういったリサーチでは判別不能になってしまうと思います。圧倒的な異物感、圧倒的なバカバカしさ、そして圧倒的に熱苦しい男たち…。
私はこの圧倒的な既視感のなさに心底ほれ込み、リサーチ全盛の時代の今だからこそ、数字では測り切れないこの作品を映画化したいと思いました。「監督は有名な方で」「俳優は人気の方でお願いします」という事を映画化する際によく言われますが、原作の関係者から「本当に大丈夫ですか?」と心配される映画は『ぐらんぶる』くらいです。あとはこの素晴らしい原作を、妥協せず、実写作品にするベストな監督とキャストと制作すること。監督は、英さん以外思いつきませんでした。何の制限もない振り切った演出を任せられる日本人監督は英さんしかいないでしょう。またキャスト陣の発表はこれからとなりますが、ほぼ素っ裸で作品に挑んでいますのでこちらも引き続き楽しみにしていてください。
同作の主人公は、大学進学を機に海辺の町に引っ越してきた北原伊織。叔父が営むダイビングショップ「GRAND BLUE(グランブルー)」に下宿することになり、きれいな海とかわいい幼なじみと憧れのキャンパスライフに期待していた。しかし、彼を待ち構えていたのは男ばかりで飲み会の嵐のダイビングサークルで、原作の半分は服を着ていない状態とも言われている。18年の7月から9月まで、TVアニメ化もされている。
本作のメガホンをとるのは、映画『ハンサム★スーツ』(08年)でコメディデビューを果たし『あさひなぐ』(17年)や『3D彼女 リアルガール』(18年)、『映画 賭ケグルイ』(19年)などを手掛けている英勉監督。「『男子ってバカ! ほんとバカ! クズ!』って映画になっちゃいました。『ダイビングに賭ける青春と恋と友情。さあ、最高の海の世界へ』と宣伝されると思いますが、違いますから。詐欺ですから。僕がホントの『全○監督』かもです」と茶目っ気たっぷりなコメント。
今回の発表は、実写化と監督のみ。キャストのほかストーリーやスタッフもまだベールに包まれている。唯一のヒントとして「GRAND BLUE」の前でパンツ姿とオタTを腰に巻いてたたずむ2人の青年の姿を写した写真が公開に。誰が何を演じているのかは、今後発表されていく。
クランクインは今年の7月で10月にクランクアップ。来年3月に作品が完成する予定。
■原作者、プロデューサーコメント全文
・井上堅二氏(原作)
実写化してイケメンの股間を見るんだ!」『ぐらんぶる』の構想段階から抱いていた、僕の純粋無垢で――青年誌で連載する作家の誰もが抱く大きな夢。それがついに叶う時が訪れようとしています。協力してくれた関係者の皆様に感謝を、そして出演する被害者の皆さまに心からの謝意を送ります。本当に……色々とすみません!
・吉岡公威氏(漫画)
カナヅチの私が、井上先生の夢に乗っかってここまでダイビング漫画『ぐらんぶる』を一緒に描き続けることができました。美しい海で繰り広げられる爽やかな若者たちの青春。そしていよいよ実写化され、スクリーンで見られるんですね。本当にドキドキしてます。色々な意味で。本当に、色々な意味で!
・関口大輔氏(エグゼクティブプロデューサー)
昨今似たようなテーマの邦画が多いのは「お客さんが好きなタイプの映画」に傾向があり、そのベストな期待に制作が行われているからでしょう。最近の優れたリサーチにより、お客さんが見たい映画はどんなものなのかを判別する精度が高くなっているそうです。そんな時代に作られるこの映画『ぐらんぶる』ですが、そういったリサーチでは判別不能になってしまうと思います。圧倒的な異物感、圧倒的なバカバカしさ、そして圧倒的に熱苦しい男たち…。
私はこの圧倒的な既視感のなさに心底ほれ込み、リサーチ全盛の時代の今だからこそ、数字では測り切れないこの作品を映画化したいと思いました。「監督は有名な方で」「俳優は人気の方でお願いします」という事を映画化する際によく言われますが、原作の関係者から「本当に大丈夫ですか?」と心配される映画は『ぐらんぶる』くらいです。あとはこの素晴らしい原作を、妥協せず、実写作品にするベストな監督とキャストと制作すること。監督は、英さん以外思いつきませんでした。何の制限もない振り切った演出を任せられる日本人監督は英さんしかいないでしょう。またキャスト陣の発表はこれからとなりますが、ほぼ素っ裸で作品に挑んでいますのでこちらも引き続き楽しみにしていてください。
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2019/11/20