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元日本代表FW久保竜彦、セカンドライフは塩づくり「喜んでもらえたらホッとする」

 元サッカー日本代表のFWの久保竜彦さんが20日深夜放送のMBSテレビ『OFLIFE』(深1:59〜)に出演。セカンドライフとして山口県の港町で塩づくりに取り込んでいる様子が放送される。

20日放送のMBSテレビ『OFLIFE』に出演する久保竜彦 (C)MBS

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 サッカー日本代表の中で、“最高のストライカー”と言われた久保さん。現在、サッカー日本代表を率いる森保一監督も「世界基準のプレイヤーだった」と話している。2015年に引退した久保さんは、現在、山口県光市の港町に奥様の佳奈子さんと2人暮らし、1年ほど前から「塩づくり」に取り組んでいる。釜場があるのは港から船で20分ほどの瀬戸内海に浮かぶ小さな島・牛島(うしま)。島民約50人ほどのこの島に、多い時は毎日通っていたという。

 塩づくりを始めたのは偶然の出会いから。引退後、サッカーの指導で訪れた山口県周南市で、塩釜を使って天然塩を作っている人たちの話を聞き、興味を持ったのがきっかけだった。海藻研究所の所長を務める新井章吾さんと出会い、瀬戸内科医の栄養豊かな海水で、天然塩を作ることに。塩づくりはくんできた海水を炊くことが基本。40度近くになる熱い釜場で朝7時から遅い時は夜9時〜10時頃まで、黙々と薪をくべる。塩が炊き上がるまで、およそ半日、火加減の調整、薪割り、アク取りなど気を抜けない作業を黙々とこなす。「大変やけど、できた時に舐めてみて、うめぇなあって思う。塩が大事というが何となくわかる気がする」という久保さん。

 島の人の協力を得て、作業の合間には畑で野菜も作っている。自宅のある港町では目の前の海で釣った魚を食べる。自然に身をゆだね、自由に生きるセカンドライフ。家の近くの地元の食材を使った料理を出す店のランチでは久保さんたちが作った塩を使った「塩むすび」を提供している。久保さんは「何も考えず、野菜とか塩とか作って、喜んでもらえたらホッとする」とぼくとつに語る。そして、子どもたちのサッカー教室で、楽しくボールを蹴ることを伝えようとする。

 サッカーがもたらした「塩づくり」との出会い。今、自然に囲まれた町で、塩をつくり、野菜を作り、好きなサッカーがもたらしてくれた繋がりを大切に生きる久保さんのセカンドライフを追う。

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