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横浜流星主演『いなくなれ、群青』本予告映像で主題歌初解禁

 俳優・横浜流星が主演、ヒロインを飯豊まりえが務める映画『いなくなれ、群青』(9月6日公開)の本予告映像が2日、到着した。動画内に流れるSalyuが歌う主題歌「僕らの出会った場所」も初解禁。同曲に対し横浜は「作品の世界観、空気感を大切にし、映画の内容に寄り添ってくれているすてきな曲です。物語に最高の余韻を与えてくれます。余韻にどっぷりと浸って欲しいです」と語っている。

映画『いなくなれ、群青』の本ポスタービジュアルが解禁(C)河野裕/新潮社(C)2019映画「いなくなれ、群青」製作委員会

映画『いなくなれ、群青』の本ポスタービジュアルが解禁(C)河野裕/新潮社(C)2019映画「いなくなれ、群青」製作委員会

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 同作は河野裕氏の小説で、『第8回大学読書人大賞』を受賞、さらに『読書メーター読みたい本ランキング』で第1位を獲得し、4月26日にシリーズ完結巻が刊行。累計90万部を突破している。横浜が演じるのは、ミステリアスな雰囲気を身にまとう悲観主義の七草。飯豊は誰よりも真っすぐで、正しく、凛々しい少女で理想主義の由宇を透明感あふれる演技で表現する。

 予告映像は、美しいバイオリンの音色と横浜のアップされた表情が切り取られた場面からスタート。「この島を出たければ、なくしたものを見つけることです」とタクシーの運転手から告げられると、飯豊演じる由宇は、島の謎を解き明かそうと奔走していく。主題歌「僕らの出会った場所」に乗せて、笑顔を見せる由宇の表情が切り取られ明るい様子が映し出されるも、ラストは七草と由宇の手と手が離れ離れになり「やがて明かされる真相は、青春の残酷な現実を突きつける」という印象的なナレーションで締めくくられている。

 主題歌プロデューサーの小林武史氏は「透明だけど濁っている、そんな曲をイメージしていました。Salyuの肉体の内部から宇宙感まで感じさせる歌唱は、彼女しかできないダイナミズムのある表現だと思います」と歌声を絶賛。メガホンをとった柳明菜監督は「この曲は、七草・真辺の関係、そして映画を、私を、とても深い場所へと導いてくださいました」とコメントしている。

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