女優の中条あやみと水川あさみがW主演する日本テレビ系連続ドラマ『白衣の戦士！』（毎週水曜　後10：00）の第10話（19日放送）を前にこのほどクランクアップを迎えた。仲良しのキャストに向け、中条と水川が一人ひとり花束を贈呈。ラストシーン撮影前には「まだ実感がない」と語っていた中条だが、自身もスタッフから花束を受け取ると大きく掲げて満面の笑み。「本当に楽しい現場でした。一生忘れません！」と達成感をにじませた。

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　同ドラマは中条演じる新人ナース・立花はるかと水川演じるベテランナース・三原夏美が恋に仕事に奮闘するナースコメディ。劇中で先輩・後輩として常に行動をともにしてきた2人はカメラの外でも息ピッタリで急にハイテンションになったり、ふざけ合ったりとすっかりベストコンビに。クランクアップのあいさつでは水川に耳打ちされ、中条が「水川さんにもすごく感謝してるんですけど」と付け加えて笑いが包まれる場面も。

　そこにはるかと恋仲となる新人ナース・斎藤光を演じた小瀧望（ジャニーズWEST）、夏美と交際する本城昭之役の沢村一樹らも加わるとさらにワチャワチャ。小瀧は「このドラマも2クール連続続けばいいな。こんなににぎやかでスタッフさんの指示を聞かない現場もないんじゃないか」と苦笑すれば、水川は「合間の時間もずっとしゃべってて…」といい、なかでも印象深い出来事を聞くも沢村は「250エピソードくらいある」と冗談めかして仲の良さを伺わせた。

　本編の大きなみどころとなったのがはるかと光による新人コンビによる胸がキュンとするような恋。中条は「第10話からの進展は見てからのお楽しみ。2人で道で倒れている人を一緒に助けるシーンを撮って、だんだんチームワークがバッチリになってきた」と自信。

　小瀧は「2人で作業することも後半に連れて多い。ベッドのシーツをきれいに中に入れたりする作業とか…」と挙げると、周囲から「ベッド？」と突っ込まれ、「すみません、エッチなほうの意味じゃない。病室の方です！　きれいに息を合わせてスムーズにできるようになった」と焦りながらもアピール。

　そんな“ラブ”要素へのメンバーから小瀧が「キスシーンでは『耳真っ赤やないか』って。桐山（照史）かな？　見てくれてるメンバーが多くて楽しみにしてくれて、それは素直にうれしい。なんて返したっけな？ほんまやなって…」と反響を明かすと、「それは返しようがないなぁ」と照れ笑いする中条。沢村じゃ「本当に赤くなるよね。真っ赤になる。恋愛ドラマ向きの体質。はにかんでる顔がものすごくかわいく映る」とその“名演技”に思わず感心していた。

■最終話に向けメッセージ

中条あやみ
「最終話ということで今まで見てきてくださり、すごくうれしいなという気持ちと最後まで楽しい、わちゃわちゃした明るいドラマを楽しんでいただけたら。はるかの成長したところも見ていただけたら」

水川あさみ
「仕事に恋に、というドラマでしたけどみんなの仕事ぶりとカップルの恋愛ぶりもどう変化していくのかも10話もみていただければ完結するので、はるかがどう成長していくのか、みんながどう感化されて、ピンチを切り抜けようとするのかを見ていただけたら」

小瀧望
「10話はキャラクターのオンパレード。ゲストさんも豪華で、見ていて僕も楽しみなくらい。最後はこのドラマらしい、強く爽やかな終わり方をするので最後まで楽しんでいただけたら」

沢村一樹
「このドラマが始まったのが春先でそのタイミングで新しい仕事をが始めたり新しい職場に異動された方がたくさんいて、立花さんが経験しているようなことを実体験でリンクしてくださった視聴者の方がたくさんいたと思うんですけど、ドラマを見始めた時の自分と3ヶ月経った時の自分、立花さんの姿を通してなにか感じていただけたらいいな。最終回は、お仕事ドラマの集大成になっているので恋愛もそうですけど、新人2人のしごとぶりを自分と照らし合わせて楽しんでもらえるといいな」