ORICON NEWS

サンプラザ中野くん、改修前の武道館で「大きな玉ねぎの下で」歌う

 歌手・サンプラザ中野くんの2ndミニアルバム『大きな玉ねぎの下で』(6月5日発売)表題曲で、自身がボーカルを務める爆風スランプの名曲をセルフカバーした「大きな玉ねぎの下で(令和元年Ver.)」のミュージックビデオ(MV)が21日、公開された。

改修前の日本武道館で「大きな玉ねぎの下で(令和元年Ver.)」MVを撮影したサンプラザ中野くん

改修前の日本武道館で「大きな玉ねぎの下で(令和元年Ver.)」MVを撮影したサンプラザ中野くん

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 歌詞の舞台となっている日本武道館は1964年、東京オリンピックの柔道競技会場として開館。その後はスポーツのみならずコンサート/イベント会場としても親しまれてきたが、来年開かれる56年ぶりの東京オリンピックに向け、今秋から改修工事がスタートする。

 サンプラザ中野くんは55年の歴史を刻んできた武道館を懐かしみながら、爆風スランプが1989年10月にリリースした名バラード「大きな玉ねぎの下で 〜はるかなる想い」をセルフカバー。“令和元年Ver.”として新録した。

 この日解禁となったMVは、映画『シュウカツ3』(昨年12月公開)で銀幕デビューした若手俳優・池田健一郎(21)が演じる新人イベントスタッフが主人公。歌詞になぞらえつつ、“ペンフレンド”との関係を現代に置き換え、胸ときめく恋の始まり、そしてワケもわからずフェードアウトしてしまった恋の終わりが描かれる。落ち込む主人公に寄り添う形でサンプラザ中野くんが武道館で歌唱するシーンも見どころだ。

 監督は再生回数270万回を突破した「Runner(平成30年Ver.)」のMVも手がけた大野敏嗣氏と再タッグ。大野監督は「子どもの頃からずっと聴き続けてきた名曲のMVを自分がディレクションする日が来るなんて思ってもみなかったので、とても光栄なことでした。MVを作るにあたって、若い人も含めたさまざまな年代の人に歌詞の素晴らしさや曲の良さを伝えるために、あえて『大きな玉ねぎの下で』を知らない若者を主人公にした話しを考えました。令和になっても『大きな玉ねぎの下』と言われて思い浮かべる場所がみんな一つであるということの、手助けがもしできたとしたなら幸いです!」とコメントしている。

 ミニアルバムのリリースイベント開催も決定。8月には東名阪札ツアー『サンプラザ中野くん Style #4』も行われる。

YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」

関連写真

  • 改修前の日本武道館で「大きな玉ねぎの下で(令和元年Ver.)」MVを撮影したサンプラザ中野くん
  • 主人公を演じたのは若手俳優・池田健一郎
  • サンプラザ中野くん「大きな玉ねぎの下で(令和元年Ver.)」MV場面写真
  • サンプラザ中野くん「大きな玉ねぎの下で(令和元年Ver.)」MV場面写真

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索