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小芝風花がラッパーに ゾンビドラマ主演 LINEマンガオリジナル作品が原作

 女優の小芝風花がテレビ朝日系スペシャルドラマ『ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ』(7月12日、13日 後11:15※2夜連続放送、一部地域を除く)に主演することが発表された。突如、人類を襲った謎のウイルスにより、世界中がラッパーだらけに!? ラップ×ゾンビの組み合わせで新時代のコメディーホラードラマが誕生する。

小芝風花が主演するスペシャルドラマ『ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ』(7月12日、13日※2夜連続放送)(C)テレビ朝日

小芝風花が主演するスペシャルドラマ『ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ』(7月12日、13日※2夜連続放送)(C)テレビ朝日

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 1月〜3月に放送されたドラマ10『トクサツガガガ』(NHK)で連続ドラマ初主演を果たし、振り切った演技を見せて喝采を浴びた小芝が、本作では壮絶なサバイバルに身を投じ、ラップバトルにも初挑戦。本当に大切なことは何かをつかんでいくヒロインをひたむきに演じる。

 原作は、理髪店勤務&フリーターを経て創作の世界へと転身した異色の漫画家・インカ帝国氏が、電子コミックサービス「LINEマンガ」で連載している『ラッパーに噛まれたらラッパーになる漫画』。

 脚本は、映画『3月のライオン』(17年)、『ビブリア古書堂の事件手帖』 (18年)、『麻雀放浪記2020』(19年4月)など、多数の話題作で知られる渡部亮平氏が手掛ける。演出は、『豆腐プロレス』や『特捜9 season2』などのドラマをはじめ、『森山中教習所』(16年)、『ヒーローマニア-生活-』(16年)…と、映画界でも遺憾なく才能を発揮する豊島圭介氏が担当する。

 噛まれて感染すると、ゾンビになって生き残った人間たちにラップバトルを仕掛けてしまう、“RAPウイルス”。そんな謎のウイルスが世界中に蔓延してしまったら…!? 主人公・稲穂みのり(小芝)は、茨城県在住の地味目な23歳。みのりは交際中の彼氏・山之内拓馬がヒップホップにハマりすぎ、どんなときでも韻を踏みたがることにイライラを募らせていた。ところがその矢先、原因不明の“RAPウイルス”のパンデミックが発生。このウイルスによって、世界はラップを放つゾンビ、すなわち“ラッパーゾンビ”だらけになってしまう。

 恐ろしい終末世界を生き抜くため、みのりは知恵をしぼりながら、あれほど嫌悪していたラップの本質を探り、いつしかラップへの理解を深めていく。命の危険を顧みず、ラッパーゾンビと闘いながら恋人・拓馬を捜すみのりの姿を通して、“本当に大切なものは何なのか”、愛の本質を問いかける。

■小芝風花(稲穂みのり 役)コメント

――オファーを受けたときの心境は?

【小芝】最初、“ラップでゾンビを倒す役”だと聞いたので、「えっ!? いったいどういうこと?」とビックリしまして…。すぐに原作コミックを読ませていただき、「こういうことか!」と納得しました(笑)。いままで“ゾンビもの”や“ラップもの”のドラマはありましたが、2つを融合させた作品は初めて! ものすごく面白そうだなと思って、とてもワクワクしています!

――台本を読んで感じたことは?

【小芝】クスッと笑えるところもたくさんあってコメディー要素も強いのですが、私が演じるヒロイン・みのりはウイルスが蔓延した世界で、自分にとっていちばん大事なものは何なのか、気づいていく役柄。なので、根本的には焦りや恐怖など、世界が壊れていくときの人間の心理を大切に演じたいなと思っています。また、みのりは彼の行方を捜すために命の危険を顧みずサバイバルをはじめますが、命をかけられる程好きになれる人に出会えるのってうらやましいなと思うし、みのりの行動力は素敵! 個性の強いキャラクターたちに翻弄されながらも、みのりが成長していく過程をまっすぐに演じていきたいです。 

――ラップやヒップホップは好きですか?

【小芝】実は、自分からヒップホップ音楽を聴いたことがなくて…。今までまったく触れてこなかった分野なので、今はヒップホップ音楽を聴いたり、動画を見たりして勉強しています。これからラップのことを深く知って、どんどん好きになれたらいいなと思います。

【小芝】今回、解禁用ビジュアル撮影のため、カラーエクステを使ったヘアスタイルに挑戦しましたが、こんなハデハデな編み込みは初体験! ヘアメイク中、「どうなるんだろう?」って、興味津々でした。メイクさんが次に何を手に取るのか、予想もつかなくて目が離せなかったです(笑)。ファッション的にも、パーカーが「オーバーすぎるやろ!」っていうぐらいオーバーサイズだったので、ダボっとしたヒップホップスタイルは、ものすごく新鮮でした。

――ラップバトルにも挑戦しますが、意気込みは?

【小芝】ラップバトルの動画も見て勉強しているのですが、なかなか難しそう…。ビートにのることに必死になって気持ちがおろそかにならないよう、監督と相談しながら作っていけたら…。とにかく頑張ります!

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします!

【小芝】なにせ主人公を演じるのがラップ未経験者の私なので、ラップを知らない方も、ラップが大好きな方も、温かい目で見ていただけたらうれしいです! 私自身、どんな作品になるのか楽しみにしていますし、フラットな感じで見ていただけたら…。「こんなん、ありえへんやろ!」っていう、このドラマならではの面白い世界を楽しんでいただけるように頑張って演じていきます!

■原作者・インカ帝国氏のコメント

 自分の描いた漫画がドラマ化されると聞いて、なんだか夢のようでまるで現実味がなかったのですが、主演の小芝さんが主人公のみのりに扮した写真を見て、ようやく実感が湧いてきてうれしくなりました。小芝さんのような素晴らしい女優さんに主役をやっていただけて、これまで漫画を描いてきて良かったと心から思いました。ようやく家族に誇れるような事が出来てとてもうれしいです。

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