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A.B.C-Z橋本良亮、時代劇初挑戦 映画『決算!忠臣蔵』に“参戦”「大変光栄です」

 人気グループ・A.B.C-Z橋本良亮が、俳優の堤真一が主演、お笑いコンビ・ナインティナイン岡村隆史と共演する映画『決算!忠臣蔵』(今冬公開)に出演することが決定。映画への出演は『劇場版 BAD BOYS J -最後に守るもの-』(2013年)以来、2作目、時代劇は初挑戦となる。

映画『決算!忠臣蔵』に出演するA.B.C-Zの橋本良亮(C)2019「決算!忠臣蔵」製作委員会

映画『決算!忠臣蔵』に出演するA.B.C-Zの橋本良亮(C)2019「決算!忠臣蔵」製作委員会

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 原作は東大教授・山本博文氏による新書『「忠臣蔵」の決算書』(新潮新書)。内蔵助が残した決算書をもとに討ち入り計画の実像を記した作品。メガホンを取るのは『殿、利息でござる!』(2016)、『忍びの国』(17)など近代時代劇を手掛けている中村義洋監督。堤が赤穂浪士・大石内蔵助、岡村は内蔵助を支えた勘定方・矢頭長助を演じ、“予算”と“関西弁”を切り口にした史上初の忠臣蔵が描かれる。

 橋本が演じるのは赤穂浪士・武林唯七(たけばやし・ただしち)。史実では仇敵・吉良上野介に一番太刀を付けた人物としてもその名を知られている。早くから討入りを主張する浪士きっての過激派で、不義・不正を憎む剛直な性格ながら、大事なところでどこかズレた、おっちょこちょいな部分も持つ、人間味の溢れる人物。討入りをめぐって右往左往する内蔵助に決断を迫る急進派の一人として、物語の重要な役割を担う。

 撮影前「A.B.C-Zのセンターとしていいところを見せたいです」と意気込んでいた橋本。その言葉の通り、中村組のフレッシュな顔ぶれとして、豪華な共演陣を前に初日から堂々たる演技を披露した。その後も撮影は順調に進んだが、あるシーンでは納得がいかず20テイク以上重ねる場面も。

 うまくいかないいらだちが募り、大声をあげ自分自身を奮い立たせるストイックなその姿は「素晴らしい共演者の方々といいものを作りたいです」と語っていた橋本の真摯な姿勢を裏付けるものだった。クランクアップ時には「やっとわかってきたところです。あっという間の1ヶ月半でした。まだまだ出来ます!」と、謙虚に答えつつ、物足りなさを感じるほど撮影に没頭していた様子を伺わせ「また時代劇をやりたいです」と、今回の参加に十分な手応えを感じていた。

 出演にあたり橋本は「今回このような貴重な機会を頂き大変光栄です。初めての時代劇挑戦でしたが、堤さんはじめ、キャストの皆さんスタッフの皆さんに助けていただきながら、とても濃密で幸せな時間を過ごすことができました」とコメントを寄せた。

 中村監督は「別にヤッカミじゃないんですけど、イケメンのカッコ悪い様って面白いじゃないですか。橋本くんが演じた武林唯七は年収が170万円ほどで、御家断絶後も浪人となり、さらに困窮しまくる役なので、あの涼しげな橋本くんもどんどん薄汚く、余裕なく、カッコ悪くなっていくわけで…たまらなく面白かったです! でも本人も楽しそうでしたから、ファンの皆さん、許してください」とメッセージしている。

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  • 映画『決算!忠臣蔵』に出演するA.B.C-Zの橋本良亮(C)2019「決算!忠臣蔵」製作委員会
  • 山本博文『「忠臣蔵」の決算書』 (C)新潮新書

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