俳優・伊藤健太郎(21)が6日、神奈川県のKAAT神奈川芸術劇場で行われた『春のめざめ』『恐るべき子供たち』連続上演製作発表に出席。舞台2度目の出演で初主演を果たし、演じるのは思春期の男の子。自身の思春期は「中学生のころは、心より図体が大きくなりました」と振り返り、会場の笑いを誘った。 同舞台は、俳優で同劇場の芸術監督を務める白井晃が演出を担当。『春のめざめ』は伊藤が主演で、ドイツの作家・フランク・ヴェデキントが1891年に書いた戯曲が原作。思春期の少年たちの性への目覚め、生きることへの葛藤、それに対する大人たちの抑圧などが描かれている。『恐るべき子供たち』は女優の南沢奈央(28)が主演。1929年にフランスの小説家・ジョン・コクトーが発表した中編小説を原作にし、思春期の姉と弟を主人公に、大人との対峙や性への道を見つけていく。
2019/02/06