俳優の平田雄也が11日、都内で行われた映画『車線変更-キューポラを見上げて』の制作発表記者会見に出席。実際にロードレーサーである青木治親選手が使っている装備で登場すると、ロードレースの魅力を話しつつも「生半可な気持ちじゃやっちゃいけない」と気合を入れ直した。 賞金王を目指せる腕を持つオートレーサーだがレース途中の事故で障がいを負ってしまう青年・野平幸助という難しい役どころに挑戦する。「若者っていうのは障がいを、どういう風に考えて普段、暮らしているのかを考えるときがあります」と話す。きっかけは幼少期に母と一緒に作業所で障がいを持った人の手伝いをしたことだそうで「小さいながらに感じていたことがいろいろあった。若いからこそ持てる視点を、精一杯、この作品に活かしていきたい」と力を込めた。
2019/01/11