人気アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』から生まれたスクールアイドルグループ・Aqours（アクア）の9人が28日、都内で行われや映画『ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow』（来年1月4日公開）の完成披露試写会に登壇した。大みそかに放送される『第69回NHK紅白歌合戦』にはジャパンカルチャー特集として出演が決まっており「アニメ文化の代表として自信を持ってパフォーマンスを届けたい」とそれぞれが“決意表明”した。

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　同グループは、アニメやゲーム、音楽などを展開する「ラブライブ!サンシャイン!!」から誕生。2016年7月からTVアニメ1期、17年10月から2期を放送。今年11月には初の東京ドーム公演も成功させた。メンバーは、伊波杏樹（高海千歌役）、逢田梨香子（桜内梨子役）、斉藤朱夏（渡辺曜役）、小宮有紗（黒澤ダイヤ役）、鈴木愛奈（小原鞠莉役）、小林愛香（津島善子役）、高槻かなこ（国木田花丸役）、降幡愛（黒澤ルビィ役）、諏訪ななか（松浦果南役）の9人。

　紅白出演について聞かれると、鈴木は「『鈴木家』は大みそかは紅白を見ることが決まっているので、自分が見ていた番組に出演させていただけるなんて」と驚きの表情。諏訪も「家族で見ていたのでまさか自分がという感じです。周りから『頑張って』と言われるので、少しずつ紅白に出るんだなと実感がわいてきました」と話した。伊波は「人生何があるかわからない」と笑顔。「応援してくださる人がいるからこその出演。この9人でしかできないパフォーマンスをしたい」とファンに向けて感謝していた。

　映画について、逢田は「全部が見どころです。まばたきしないで見てください」、小宮は「3年生がどうなるのか。今後はどうなるのか、みなさんもどきどきしていると思います。どんな形であってもAqoursは終わらないので、楽しみにしていてください」と話していた。

　同映画はTVアニメでスクールアイドルの祭典『ラブライブ!』で優勝したその後が描かれる。彼女たちが通う“浦の星女学院”の統廃合が決まり、１・2年生は編入への準備を進めるが、想定外のハプニングが連続。卒業旅行に向かった3年生は行方不明になるなど、離れたことでお互いの存在の大きさを実感する。新しい一歩を踏み出すために、Aqoursが導き出した答えが明かされていく。