俳優の志尊淳が、NHK総合のドラマ10『女子的生活』(1月5日〜1月26日放送)で、「体は男性、見た目は女性、でも好きになるのは女性」という“複雑な”トランスジェンダーのヒロイン、みきの演技で、『2018年度(第73回)文化庁芸術祭』の放送個人賞を受賞した。NHKの番組から放送個人賞の受賞者が出るのは2007年度以来となる。 『女子的生活』は、志尊演じるみきが、日常に潜む偏見や理不尽さを、毒舌たっぷりに、次々と吹き飛ばしていく、痛快ガールズストーリー。マイノリティーな題材を扱いながら、「好きなものを好きという」「なりたい自分になる」「今を大切に生きる」という、人として当たり前の願いの尊さを描いた。
2018/12/27