中日ドラゴンズの松坂大輔選手（38）が14日、都内で映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』のブルーレイ＆DVD発売記念イベントに参加。ア・リーグの新人王に輝いた大谷翔平選手（24）について「スーパープレーヤー」と大絶賛した。

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　囲み取材では米・大リーグのエンゼルスに所属する大谷翔平投手（24）の話題に。二刀流の活躍が評価され、ア・リーグの新人王に輝いた。レッドソックスなどで米国でも一時代を築いた松坂選手だが大谷選手について問われると「僕から見ても、スーパープレーヤーだなと思います」と驚きの声を上げた。「ピッチングでもバッティングでも高いレベルを維持できる。まだまだ伸びる要素もある。恐ろしい選手だと見て思いますね」と今後に、さらなる期待感を持っていた。「あれだけ体が大きくても、ピッチングで言えば体がうまく使えているし、野手としてもスピードがある。ああいう選手は今までいなかったんじゃないかと思いますね」と大絶賛していた。

　野球日本代表・侍ジャパンとMLBオールスターチームが対戦する『2018日米野球』が開催中。第1戦で解説を務めていた松坂選手は注目選手について「柳田くんですかね」とソフトバンクホーク所属の柳田悠岐選手を挙げた。「柳田くんのパワーはメジャーリーグでも十分、通用すると思っている。どんどん見せつけてやってほしい」とエールを送った。今季、対戦も経験しているが「どんな球にもフルスイングできるのはすごい。あれは投手にとって一番の恐怖」とし「向こうでやっている柳田選手を見てみたい」とメジャー挑戦を期待していた。

　来年は期待のルーキー・根尾昂選手（大阪桐蔭）が入団する。「まだテレビや新聞等でしか見たり、聞いたりしていない」としながらも「非常に会うのが楽しみ」とにっこり。「見た感じでもスマートな子。うまくやっていくんじゃ」と見込んだ。プロで活躍するために「バッティングなり、守備なりで、いろいろ教えられることもあるけど、これだけは曲げない信念を一つだけ持って取り組むことができれば」と金言を与えていた。

　また、今季は4241日ぶりとなる日本球界勝利を含む6勝（4敗）を挙げた。シーズンを労われると「げかもあって3年間まともに投げられなかった。今年は森監督やほかのスタッフたちが気を使ってくれて、長い間隔を開けながらですけど1年間、投げることができました」としみじみ。

　野球への原動力を問われると「一番は野球が好きという気持ち。それが僕自身を支えている。それがなかったら、とっくに退いていたと思います」と断言。変わらぬ情熱を口にした。

　来季から代名詞とも言える背番号18に変更されるとも言われている。「まだはっきり聞いていない」と話したが「僕の中では思い入れの強い番号。つけられるなら、ずっと18番をつけていたい」と思いを語った。

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