女優の倉科カナが26日、都内で行われた映画『あいあい傘』初日舞台あいさつに登壇した。映画の内容にちなみ“今年一番泣いたエピソード”を聞かれた倉科は「某刑事ドラマを毎年演っているんですけど、すごく長いシーンがあって、一連で(撮影)いくことになって。すごく説明せりふが長いシーンで、何度やってもNGを出してしまって。すっごく悔しくて放心状態で車に乗って、ショックでカバンを現場に忘れてきました…帰りは悔しくて号泣です」と照れ笑いしながら明かした。
するとすかさず父親役を演じた落語家の立川談春が「せりふが言えなくて泣いたのか、カバンを忘れて泣いたのか……聞くのも野暮ですが…」と恐る恐る尋ねると「どちらもです。相打ちですね。もうそのときはボロボロで泣きました」と正直に明かしてその場を和ませた。
同作は互いを思いながらも一緒に暮らすことができなかった父・六郎(立川)と25年ぶりに再会した娘・さつき(倉科)による愛にあふれた5日間の物語を描く。さつきと偶然出会って運命を感じ、力になろうと奮闘するテキ屋の男・清太郎を演じた市原隼人は「今、舞台を演ってて舞台の上で、芝居で号泣しているんですが、それ以上にお客様からの拍手をいただくと涙をこらえるのが大変です」としみじみ。
続けて「僕らはお客様のことを第一に考えて現場に立っていますので、現場では作り手のものですが、さしあげれば作品はお客様のもの。これからもかわいがっていただきたい。なんのために作品を演って、なんのために芝居をやるのか考えるとやっぱりお客様のためなのでいろいろな言葉をいただくとうれしいです」とアツい想いを溢れさせると、倉科は「私の悔し泣きが…カットしていただいてもいいですか?」と、恨めしそうに語って笑いを誘っていた。
最後のあいさつでは倉科が客席に向け「この作品は観る価値のある作品だと思います。たくさんの人の心にあたたかい明かりが灯ればいいなと思いますし、自分の周りの大切な人を見つめ直すきっかけになれば」と胸を張り、「この作品がより一層すてきな作品になることを遠くから願っております」と瞳をうるませながら呼びかけていた。
このほか六郎を暖かく迎え入れた新しい妻・玉枝を演じた原田知世、宅間孝行監督が出席した。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
するとすかさず父親役を演じた落語家の立川談春が「せりふが言えなくて泣いたのか、カバンを忘れて泣いたのか……聞くのも野暮ですが…」と恐る恐る尋ねると「どちらもです。相打ちですね。もうそのときはボロボロで泣きました」と正直に明かしてその場を和ませた。
同作は互いを思いながらも一緒に暮らすことができなかった父・六郎(立川)と25年ぶりに再会した娘・さつき(倉科)による愛にあふれた5日間の物語を描く。さつきと偶然出会って運命を感じ、力になろうと奮闘するテキ屋の男・清太郎を演じた市原隼人は「今、舞台を演ってて舞台の上で、芝居で号泣しているんですが、それ以上にお客様からの拍手をいただくと涙をこらえるのが大変です」としみじみ。
続けて「僕らはお客様のことを第一に考えて現場に立っていますので、現場では作り手のものですが、さしあげれば作品はお客様のもの。これからもかわいがっていただきたい。なんのために作品を演って、なんのために芝居をやるのか考えるとやっぱりお客様のためなのでいろいろな言葉をいただくとうれしいです」とアツい想いを溢れさせると、倉科は「私の悔し泣きが…カットしていただいてもいいですか?」と、恨めしそうに語って笑いを誘っていた。
最後のあいさつでは倉科が客席に向け「この作品は観る価値のある作品だと思います。たくさんの人の心にあたたかい明かりが灯ればいいなと思いますし、自分の周りの大切な人を見つめ直すきっかけになれば」と胸を張り、「この作品がより一層すてきな作品になることを遠くから願っております」と瞳をうるませながら呼びかけていた。
このほか六郎を暖かく迎え入れた新しい妻・玉枝を演じた原田知世、宅間孝行監督が出席した。
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2018/10/26