千葉・幕張メッセで開催中の『東京ゲームショウ2018』（23日まで）のKONAMIブースで21日、野球タイトルスペシャルステージが行われ、『プロ野球スピリッツ』の最新作が発売されることが発表された。

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　イベントの終盤の「特報」と画面に表示されると、会場のボルテージは最高潮に。新作の野球タイトルとして『プロ野球スピリッツ』シリーズ最新作が発表されると、大きな歓声が起こった。同シリーズの新作は2015年以来で、広島・菊池涼介選手とソフトバンク・松田宣浩選手のビジュアルも解禁された。プレイステーション4とプレイステーションVITAでリリースされる。発売時期は未定。

　また、KONAMIは日本野球機構（NPB）と共に『eBASEBALL パワプロ・プロリーグ』を開催。12球団に各3人が所属し、選手はプロ野球と同じくセ･リーグとパ･リーグに分かれて11月10日から始まるeペナントレースに参加する。各リーグの代表決定戦に勝ち残った2チームで来年1月に日本一決定戦を行う。競技に使用されるのは『実況パワフルプロ野球 チャンピオンシップ2018』『実況パワフルプロ野球 2018』（オンラインアップデートが必要）で、選手報酬総額は1200万円となっている。

　すでに“プロテスト”も開催され、36人が29日に東京・品川プリンスホテルで行われるドラフト会議に挑む。12球団の担当も“スカウティング”を行っているという。会場は本物のドラフト会議さながらの12分割された大スクリーンや、12個のテーブルが設置される。重複した場合、抽選も行われる。

　この日はドラフトの目玉となるさんらいく選手、たいじ選手が登壇。パワプロ歴わずか4ヶ月でドラフト候補となったたいじ選手は、スプラトゥーンでプロゲーマーとして活躍している。西日本予選を1位通過したさんらいく選手は、スプラトゥーンをやっているたいじ選手の「ファンだった」ことも明かし、交流を深めていた。また、両者とも福岡ソフトバンクホークスが希望球団という。さんらいく選手は「ホークス以外使ったことない」という熱い鷹党で、たいじ選手は「柳田（悠岐）選手と工藤（公康）監督が好き」とアピールしていた。

　あす22日にはKONAMIブースで「eドラフト会議直前 エキシビションマッチ」が開催され、さんらいく選手、たいじ選手が参加。プロ野球解説者で前ヤクルト監督の真中満氏と、同じくプロ野球解説者の岩村明憲氏も“監督”として登場する。さらに中日ドラゴンズのドアラ、福岡ソフトバンクホークスのハリーホークというマスコットも来場する。