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弘中綾香アナ、5年務めた『Mステ』卒業を発表 「恩師」タモリに感謝

 テレビ朝日系『ミュージックステーション』(毎週金曜 後8:00)でタモリとともにMCを務める同局の弘中綾香アナウンサーが、今月17日放送の『ミュージックステーション ウルトラFES』(正午〜後9:48)の出演を最後に、5年間務めた同番組を卒業することがわかった。後任となる6代目サブMCは追って発表される。

 弘中アナは2013年4月に入社。半年後の10月18日放送回より、5代目サブMCとして『Mステ』に初登場。その後、5回の年末恒例『ミュージックステーション スーパーライブ』、そして15年よりスタートした10時間生放送の超大型音楽プログラム『ミュージックステーション ウルトラFES』を4回経験。担当期間は“5年”と、前任の竹内由恵アナウンサーに並ぶ番組最長記録となった。

5年にわたってMCを務めた『ミュージックステーション』を卒業する弘中綾香アナウンサー。最後の出演は9月17日放送の『ウルトラFES』(C)テレビ朝日

5年にわたってMCを務めた『ミュージックステーション』を卒業する弘中綾香アナウンサー。最後の出演は9月17日放送の『ウルトラFES』(C)テレビ朝日

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 就任当初は「自分に務まるのか不安だった」というが、5年という時を経た今、「ここまで強くなれたのは『ミュージックステーション』のおかげ。いつの頃からか吹っ切れてテレビに出ることが怖くなくなった」と話すほど、番組を通して大きく成長。明るく愛らしいキャラクターと安定感のある進行で、多くの視聴者から愛されるサブMCとなった。

 そんな弘中アナの隣にはいつもタモリがいた。「タモリさんは本当に優しい方。5年間で怒られたことや注意をされたこともなく、“見守る”よりも広い心でいてくださいました。そんなどっしりとしたタモリさんに助けられて5年間やってきた中で、タモリさんの『ミュージックステーション』への思いや生放送の回し方などを見聞きし、自然と得るものが多かったように思います。取り繕わなくていい、型にはまらなくていい、アナウンサーはこうあるべき、といったことを、タモリさんを通して学び、再認識できた気がしています」と、タモリに感謝。

 卒業が決まり改めて思うのは、「『ミュージックステーション』は私の“原点”。今の私を作ってくれた場所」だということ。「お世話になった“母校”のような『ミュージックステーション』に少しでも恩返しできるように、そして『弘中、頑張ってるな』って恩師であるタモリさんやスタッフのみなさん、視聴者のみなさんに思っていただけるように、これからは働いていきたいと思います。『ミュージックステーション』を卒業された先輩方は、みなさんそれぞれの分野で活躍されていますので、私もそういった先輩たちに並べるように頑張りたいです」と、抱負。

 弘中アナの『Mステ』最後の大仕事となる『ウルトラFES』に向けては「気合いを入れて臨みたいと思います。今はまだ『ウルトラFES』という大きな仕事を控えていて、感傷に浸る間もないですが、その10時間生放送を終えたら、寂しさを感じるのかもしれないですね」と話していた。

■『ミュージックステーション』歴代サブMC

 1986年10月24日にスタートし、この秋から33年目に突入する『ミュージックステーション』。番組開始当初、サブMCは中原理恵、生島ヒロシ有賀さつきらが務めていたが、1996年4月以降、テレビ朝日の女性アナウンサーが歴任している。それぞれの担当時期と、担当開始時の入社年度は下記の通り。

1996年4月〜2000年3月:下平さやか※入社2年目
2000年4月〜2004年3月:武内絵美※入社2年目
2004年4月〜2008年9月:堂真理子※入社1年目
2008年10月〜2013年9月:竹内由恵※入社1年目
2013年10月〜2018年9月:弘中綾香※入社1年目

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