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【コミケ94】コミケ運営側、炎天下撮影のレイヤーに“やめる勇気”訴える

 いよいよ開幕した世界最大規模の同人誌即売会『コミックマーケット94』(C94)。台風一過による晴天で、午前10時のスタートから35度を超え、14時現在で39.6度に上昇。文字通りの“極暑”となったこの日、来場者を誘導するコミケ準備会のボランティアスタッフたちは、炎天下の中で長時間にわたる撮影を行うコスプレイヤーたちの健康状態を考慮し、「ある程度の時間で、“やめる勇気”を持ってください!」と異例の呼びかけを行った。

『コミケ94』にて、コスプレイヤーを撮影する参加者たち (C)oricon ME inc.

『コミケ94』にて、コスプレイヤーを撮影する参加者たち (C)oricon ME inc.

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 コミケの風物詩といえば、様々なアニメキャラに扮したコスプレイヤーと、それを撮影する一般カメラマンの存在。人気レイヤーともなれば、20人以上のカメラマンが列をなし、1人おおよそ3〜4分の撮影が常。炎天下の中で終日撮影に追われることになる。定期的な水分補給を行っていたとしても、やはり体力の消耗は明白だ。コミケ準備会のボランティアスタッフは、レイヤーたちに「ある程度の時間で、“やめる勇気”を持ってください! 体調を最優先に考えての行動をお願いします! あと、“もぐもぐタイム”と“ごくごくタイム”を忘れずに〜!!」と炎天下のなか呼びかけていた。

 また、30年にわたりコミケに来場する50代ベテランカメラマンは「レイヤーさんが倒れてしまったら元も子もない。体調を優先してほしい」と“レイヤーファースト”を掲げれば、30代の男性カメラマンも「個人でやっているレイヤーさんは自分で判断しないと止める人間がいない。カメラマン側も撮影を短縮しないと!」とカメラマン同士の“協和”を望んでいた。

 ボランティアスタッフとしても、コミケという“終わらない学園祭”を永続させるため、苦渋の呼びかけとなった今回のアナウンス。レイヤーやカメラマンも決して無理をせず、“自宅に帰るまではコミケ”の精神で楽しんでほしい。

 『コミックマーケット94』(C94)は、8月10日(金)〜12日(日)の3日間、東京ビッグサイトにて開催。

関連写真

  • 『コミケ94』にて、コスプレイヤーを撮影する参加者たち (C)oricon ME inc.
  • 暑さはピークとなり、会場外の気温は39℃越えに (C)oricon ME inc.

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