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織田裕二、日本版『SUITS』で10年ぶり月9主演 中島裕翔と弁護士コンビに

 俳優の織田裕二が、10月期のフジテレビ系“月9”ドラマ『SUITS/スーツ』(毎週月曜 後9:00)に主演することがわかった。全米でメガヒットしたスタイリッシュな弁護士ドラマ『SUITS』を原作に、織田は敏腕弁護士の主人公・甲斐正午(かいしょうご)を演じる。また、彼のバディとなる若き天才フリーター・鈴木大貴(すずきだいき)にはHey! Say! JUMPの中島裕翔が起用された。織田は「たくさんのファンがいる作品を原作としたドラマ、話を重ねるうちにどこかでこれが“オリジナル日本版スーツ”だというものを、私と一緒に見つけましょう!」と呼びかけている。

10月スタートのフジテレビ系“月9”ドラマ『SUITS/スーツ』に主演する織田裕二(左)と共演の中島裕翔(右)

10月スタートのフジテレビ系“月9”ドラマ『SUITS/スーツ』に主演する織田裕二(左)と共演の中島裕翔(右)

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 2011年6月にスタートし現在シーズン8まで放送中の『SUITS』は、ニューヨークの大手弁護士事務所を舞台に、敏腕弁護士・ハーヴィー・スペクター(ガブリエル・マクト)と 、彼の才能あふれるチームの面々がさまざまな訴訟に挑むドラマ。日本版の原作となるシーズン1では、ハーヴィー・スペクターと彼のアソシエイトのマイク・ロスの出会いから、二人が手強いチームとなり、さまざまな訴訟を解決するまでの活躍ぶりを描いている。

 織田演じる主人公・甲斐は、日本の四大弁護士事務所の一つ『幸村・上杉法律事務所』に所属。自他共に認める優秀な人物で頭もキレる反面、かなり傲慢(ごうまん)な性格で、勝利のためなら違法行為ギリギリの際どい手段を用いることも。東大入学後にハーバード大学に留学した経歴を持つエリート中のエリートで、企業の買収や合併、企業間の戦略的提携など、主に“金になる”仕事を担当。クライアントを満足させる唯一の方法は、勝つことだけだと信じているというキャラクター。

 2008年7月期の『太陽と海の教室』以来10年ぶりの月9枠出演となる織田は「プロデューサーさんから『月9ドラマは新たなチャレンジを始めた』と伺ったので、これを受けて私も新たな挑戦をしたいと思います」とオファーを快諾。同局『正義は勝つ』1995年10月期)以来、23年ぶり2度目の弁護士役だが「『正義は勝つ』のように法廷ものではなく、今回は職場の人間関係が物語の軸になるのでは? と思っています」と想像を膨らませている。

 甲斐はトップクラスの稼ぎ頭として、シニアパートナー(出資者としての地位を持ち、事務所経営にも参画する弁護士)への昇格に手が届く位置にいるものの、極端に勝利至上主義で、そのためには手段を選ばない性格を上司が心配。昇進の条件としてアソシエイト(パートナーとして働く若年の弁護士)を雇うことを提示される。そこにやってきたのが、明晰な頭脳で一度見たものは決して忘れないという驚異的な完全記憶能力を持つ大貴だった。

 中島は原作について「メンバーに薦められて見ていた大好きなドラマです。とにかく日本の文化にはない刺激的なシーンやセリフばかりで、その1つ1つが悔しくなるくらいカッコいいのでズルいです」と敬意を払い、「マイク・ロスのポジションを自分がやることへのプレッシャーは大きいですが。スタイリッシュでクールで笑えて泣けてキュンとする最高のエンターテインメントを原作の名に恥じぬよう作り上げていきます」と力を込めた。

 織田は初共演となる中島について「“天才・鈴木大貴”を彼がどう演じてくれるかとても楽しみです。難しいセリフがたくさんあり大変だと思いますが、バディとして頼りにしています」と期待を寄せる。中島も「織田さんの演じられる甲斐は絶対に渋くてカッコいいと思うので楽しみで仕方がありません。役柄でも裏側でも、バディと認められるように織田さんにしっかりとついていきたいと思います!」とやる気満々だ。

 全米ヒットドラマを月9で原作にする史上初の試みについて、後藤博幸プロデューサーは「ぜひ話題作にしたいと思います!」と意気込み。「このドラマの中核であるハーヴィー、マイクという重要なキャラクターを織田さんと中島さんに演じていただけることになり、強烈な“勝算”を感じます。7年間、考え抜いた結果、織田さんと中島さんは間違いなくベストキャスティングです!」と絶大な自信をみせている。

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