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浜田雅功、アメとムチのMC術 アスリートの“芸人化”に驚き

 先月28日に8年ぶりのレギュラー復活を果たしたフジテレビ系『ジャンクSPORTS』(毎週日曜 後7:00)。進行役に同局の永島優美アナウンサーを迎え、アスリートの驚異的な身体能力をいかした対決ゲーム新企画「ジャンクマッチ」なども実施されたが、番組の魅力である、各界の秘話、意外なルールといった情報はもちろん、アスリート同士によるクロストークなどは健在。MCを務めるダウンタウン浜田雅功は「変わったところは特になかったですね」と復活後も変わらぬ魅力に手応えをにじませる。

自身の司会術の極意について語った浜田雅功 (C)ORICON NewS inc.

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 初回放送前には、相方の松本人志が自身のツイッターでこうつぶやいた。「フジテレビに行った。画びょう刺しといた(笑顔の絵文字)」(1月19日)。「フジテレビに行った。増やしといた。」(1月26日)。標的になったのは、浜田の顔がデカデカと載っている『ジャンク』ポスター。浜田は該当のツイートを眺めると、フッと笑みを浮かべた。「はいはい(笑)。見ましたよ。いやいや、愛情やと受け止めています。松本さんがやっている『ワイドナショー』ですか? 日曜日のあの時間帯寝ているんですよ(笑)。よくニュースになったりするので、携帯で見て『こんなこと言いはったねや』と思ったりはしますね」。

 初回は3時間スペシャルで、野球の今永昇太、内川聖一、桑原将志、ゴルフの小平智、永井花奈、スポーツクライミングの野中生萌、カヌーの羽根田卓也、陸上の藤光謙司、サッカーの槙野智章、卓球の吉村真晴がゲストとして出演。浜田は、内川のトーク力アップに驚いたようで「ようしゃべるなって思いましたね(笑)。前に一度来てもらった時は、そんな印象はなかったんですけど、うまくなっていましたね」とにっこり。アスリートの“芸人化”には舌を巻いたという。

 「自分の立ち位置がわかっていたのか、回してくれていましたね。後輩の野球選手とかに『そう思わない?』と話を振ったりして『うわっ。まわしまでやり始めたぞ』っていう(笑)。ああいう人がおると、こっちは助かるんですよ。槙野選手もそうですね。あの2人はけっこう、そういう裏側をやってくれていましたね」。

 もちろん、しゃべりのプロではないということを前提にMCとして常に準備している。「どういう話をするかっていうことはこっちも頭に入っていて、資料もありますから、促したりするんですよ。『ジャンク』は、しゃべられへんっていうのを前提でやっていますから、そこはあまり気にはならないですね。そんな、みんながみんな器用にベラベラしゃべることができたら、やらんでエエやんって(笑)。むしろ、しゃべれない方がいいかなと思います」。

 『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』ではアーティスト、『ジャンクSPORTS』ではアスリート。それぞれ、プライベートを語る印象のなかった人物にスポットを当て、その魅力をMCとして引き出してきた浜田。その極意を聞いてみると、淡々と自身のスタンスを明かした。「歌を歌っている人とかスポーツやっている人って素の部分ってあまり見られなかったじゃないですか? そういう部分で、トークを通してこういう人なんだなというのを見せられたっていうのは一番大きかったんじゃないですかね。僕としては、普段やっている仕事の延長で、対象が芸人からアーティストやアスリートに変わっただけなので、特にここを心がけて…とかはなかったです。人対人ということでは同じなので」。

 浜田のMCといえば“強烈なツッコミ”が印象的だが、カメラが回っていないところでのフォローや関係作りといった部分を共演者から暴露されるなど、アメとムチの絶妙なバランスが魅力のひとつ。『ジャンク』の今後の展望を聞いた際にも、その一面をのぞかせてくれた。

 「『ジャンク』で応援しているアスリートがオリンピック行ってくれたらベストですし、何かいい成績残してくれたら最高ですよね。それで帰ってきた時に『良かったな。誰のおかげやと思ってんねん』と言いながら、一発ツッコめばいいですから(笑)。そういうトークができればいいですよね。視聴者の方には『ジャンク、こんな感じやったな』というのを見てもらって、今のアスリートの考えとか、流ちょうにしゃべるなーとか、ゲーム面白いなとか、いろいろ感じてもらえるような内容になっていると思います。我々としては、アスリートの方々をリスペクトしながらもディスりつつ、いろんな角度でトークしてみようかなと考えています(笑)」。

関連写真

  • 自身の司会術の極意について語った浜田雅功 (C)ORICON NewS inc.
  • 4日放送の『ジャンクSPORTS』番組カット(C)フジテレビ
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