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ぐでたま初の洋画とコラボ 灼熱の道路で目玉焼きになる気分を代弁

 ぐでぐでとやる気のない雰囲気が人気のキャラクター「ぐでたま」。初めて洋画とコラボレーションした映像が公開となった。コラボ相手は、天候を操る気象コントロール衛星の暴走が地球に引き起こす超異常気象を描いた映画『ジオストーム』(1月19日公開)。ハリウッドのディザスター超大作と「ぐでたま」がなぜ? ぐだぐだっと決まっちゃった? それが、無関係そうに見えて、偶然にも深いところで結びついているのだ。

静止画だとわかりにくい映画『ジオストーム』とぐでたまのコラボレーション(c)2013, 2018 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO. G582854  S/D・G

静止画だとわかりにくい映画『ジオストーム』とぐでたまのコラボレーション(c)2013, 2018 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO. G582854  S/D・G

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 同映画は、地球上の天候が気象コントロール衛星“ダッチボーイ”によって完璧に管理されている世界。だが突如、地球を守ってきた“ダッチボーイ”が大暴走。世界中で不可解な異常気象を次々と引き起こし、地球に猛威を振るい始める…というストーリー。

 “絶対0度の大寒波”、“複数同時竜巻”、“雨のように降り注ぐカミナリ”、“バスほどの超巨大雹(ひょう)”など、その脅威は人類が未だ体験したことのないものばかり。そして香港では突然のマグマ噴出で、じわじわと地面が高温に。買ったばかりの生卵がアスファルトに落ちた瞬間、目玉焼きに! と思ったら、ぐでたまに変わっていて…。「いい感じに焼きあがったわ〜」「ゆであがったわ〜」「あつくて…出たくない…」と、ぐでたまワールド全開で卵の気持ちを代弁する。

 この卵が焼けるシーンは、その後、香港の街を襲う未曽有の自然災害を予感させる大事なシーンで、本作のディーン・デブリン監督の一番のお気に入り。ハリウッドで数々のディザスター映画に携わってきたMr.ディザスターことデブリン監督は「どのスペクタクルシーンもこだわったけど、個人的にインパクトがあって、お気に入りのシーンを挙げるとすると、香港のシーンだね! 現地でロケ撮影もしたし、学びもたくさんあった。とても迫力があって力強いシーンになったと思うよ」と語っている。

 そんなシーンとぐでたまの奇跡のようなシンクロニシティ。今回のコラボレーションに関して、配給のワーナー・ブラザース映画は「『ジオストーム』は人類が未だ体験したこのないようなディザスターシーンが満載のハリウッドのエンターテイメント超大作です。この作品に相応しい衝撃の大きさ、そして誰も思いつかなかったようなコラボレーションを考えた時、真っ先に上がったのがぐでたまでした。『ジオストーム』の衝撃と、ぐでたまのゆるさ。この二つを掛け合わせれば、未だかつてない映像作品が出来上がるのではないか、という思いがありました。さらにはこのコラボレーションがぐでたま史上初の洋画とのコラボレーションであると知り、驚きつつも幸運だと感じています」とコメントしている。

 ぐでたまだったら、寒波、熱波、地割れ、洪水、竜巻、雷、雹…、どんなディザスターが襲い掛かってきても、ぐでぐでしているうちに乗り越えてしまいそうだ。

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