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巨匠ジェームズ・キャメロン、日本のSF漫画を実写映画化

■2018年4月23日追記
 よりオリジナル版の発音に近づけるために邦題が『アリータ:バトル・エンジェル』に変更されました。

映画『アリタ:バトル・エンジェル』2018年夏公開へ(C) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

映画『アリタ:バトル・エンジェル』2018年夏公開へ(C) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

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■2018年2月28日追記
 映画『アリタ:バトル・エンジェル』の全米公開が2018年12月21日に変更になり、今夏に予定されていた日本での公開も18年12月に変更されました。

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 世界8の国と地域で翻訳された木城ゆきと氏原作のSF漫画『銃夢』(集英社)が、『タイタニック』(1997年)、『アバター』(2009年)などで映画史を塗り替えてきた巨匠、ジェームズ・キャメロン製作・脚本で実写映画化。『アリタ:バトル・エンジェル』のタイトルで、今夏、日本公開が決定した。

 キャメロン氏が原作に惚れ込み、長年にわたり映画化を切望した本作。舞台は数百年先の未来。<アイアン・シティ>のスクラップの山の中で意識を失った状態で発見されたサイボーグの少女“アリタ”(ローサ・サラザール)は、サイバー・ドクターの“イド”(クリストフ・ヴァルツ)によって助け出される。目を覚ましたアリタだが自分の過去も、自分がいる世界についての記憶も一切ない。ある時、自分が持つ並外れた戦闘能力に気付き、自らの出生の秘密を見つけようと決意する。その過程で腐敗にまみれた世界を変えようと立ち上がる。自分は一体何者なのか? 並外れた戦闘能力の意味するものとは? 戦いの中で、サイボーグの少女アリタの自分探しが始まる。

 主人公のアリタは、原作漫画をリスペクトする製作者のこだわりにより、全てモーションキャプチャーによるCGで、より原作に忠実な姿で描かれている。敵との戦闘シーンからも、ただならぬ雰囲気を醸し出す映像は、原作ファンのみならず、SF映画ファンの注目も集めそうだ。

 本作の監督を務めるのは、アクション映画を得意とするロバート・ロドリゲス氏。キャメロン氏は、15年以上もあたためてきたこの企画をロドリゲス監督に任せ「僕の脚本を生かしつつ彼自身の作品にした」と太鼓判を押す。

 アリタを演じるサラザールは、映画『メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮』(2015年)、『メイズ・ランナー3』(日本は6月公開予定)に出演。イド役のヴァルツは、映画『イングロリアス・バスターズ』(09年)でアカデミー賞助演男優賞を受賞している。そのほか、映画『ビューティフル・マインド』(01年)でアカデミー賞助演女優賞に輝いたジェニファー・コネリー、映画『ムーンライト』(17年)でアカデミー賞助演男優賞を受賞したマハーシャラ・アリなどが脇を固める。キャメロンの製作パートナーとして『タイタニック』や『アバター』など、大ヒット作を世に送り出してきたジョン・ランドー氏もプロデューサーとして健在だ。

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