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2017年度CM好感度、auが3連覇 なじみのBGM&インパクトゲスト作品が人気

 CMに関する調査を行うCM総合研究所は14日、2017年度(16年11月度〜17年10月度)の銘柄別CM好感度ランキングを発表。俳優の松田翔太が桃太郎、桐谷健太が浦島太郎、濱田岳が金太郎に扮する「三太郎」シリーズが人気の【KDDI/au】が、3年連続で年間1位の座を獲得した。2位は昨年3位から1ランクアップの【NTTドコモ/NTT DOCOMO】、3位は昨年2位から下がった【ソフトバンク/Softbank】が続き、トップ3を携帯電話会社が独占した。

2017年『銘柄別CM好感度ランキング』で【KDDI/au】が3年連続で1位を獲得

2017年『銘柄別CM好感度ランキング』で【KDDI/au】が3年連続で1位を獲得

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 【au】は「三太郎」シリーズを中心に46作品を放送。三太郎をはじめ、かぐや姫役の有村架純、乙姫役の菜々緒、鬼役の菅田将暉らメインキャストのほか、今年は乙姫とかぐや姫の妹として川栄李奈が演じる織姫が登場し、さらにパワーアップ。シリーズ開始から続く元日スタートのCMでは、今年のNHK紅白歌合戦にも初出場するWANIMAの「やってみよう」が採用され、ほかにも桐谷が歌う「三太郎音頭」や菅田が歌う「見たこともない景色」など、CMソングも支持を集めた。

 2位にアップした【NTT DOCOMO】は、堤真一、綾野剛、高畑充希が新聞記者を演じる「得ダネを追え!」シリーズで、今年ブレイクしたブルゾンちえみをいち早く起用。高畑がブルゾンのネタを完全に再現した作品も話題となった。また、営業開始25周年を記念してMr.Childrenとコラボし、高橋一生が出演したドラマCM「25年前の夏」篇も評価が高かった。

 3位の【Softbank】は、映画『シン・ゴジラ』とのコラボや、学生に向けた『SUPER STUDENT』キャンペーンでジャスティン・ビーバーとピコ太郎が共演するなど、話題のCMを量産。「白戸家」シリーズが10年目でついに終了か、と思わせる展開でも注目を集めた。

 昨年の7位からアップし自己最高順位となる4位に入ったのが、ダウンタウンの松本人志が出演する【リクルート/タウンワーク】。松本がさまざまな職業人をコミカルに演じるシリーズで、本年度はゲストに齋藤飛鳥・生駒里奈(乃木坂46)、渡辺直美、藤田ニコル、WANIMA、野村周平など豪華タレント陣が出演した。

 同じく自己最高順位となる6位になったのが、【UQコミュニケーションズ/UQ mobile / UQ WiMAX】。ピンクレディーの「UFO」をBGMに深田恭子、多部未華子、永野芽郁が3姉妹を演じるシリーズを展開し、なかでも藤原紀香がゲスト出演する作品が人気を集めて昨年の1497位から大きくジャンプアップした。

 9位も昨年の250位から大幅上昇で自己最高順位をマークした【サムスン電子ジャパン/Galaxy S8 | S8+】。BUMP OF CHICKENの「リボン」をBGMに使用し、「昨日までを、超えてゆけ」というコピーのもと、山崎賢人がタイムトラベルするシリーズが好調だった。

 CM総合研究所はランキング結果について「ランキング上位には、未来を見据えたポジティブなコピーが目立ったほか、話題性の高いアーティストの起用や耳なじみのいい音楽がヒットの要因となったCMも多かった。さらに、定番のシリーズCMにインパクトあるゲストを起用して変化をつけ、拡散を狙ったメディアプランで動画の再生回数を伸ばすなど、さまざまなアプローチで時流を捉えた成功事例が散見された」と総括した。

【調査概要】
調査期間:2016年11月度〜2017年10月度(2016年10月20日〜2017年10月19日)
調査対象:関東一都六県在住の一般モニター男女3000人の「月例CM好感度調査」の12ヶ月分より集計
期間中のCMオンエア総数:2390社、7350銘柄、1万5807作品(東京キー5局)
(すべてCM総合研究所調べ)
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