テレビ朝日系で4月にはじまった帯ドラマ劇場(月〜金 後0:30〜0:50)。第1弾『やすらぎの郷』、現在放送中の第2弾『トットちゃん!』に続き、来年1月スタートの第3弾は『越路吹雪物語』に決定した。戦後の大スター・越路吹雪(1924年-1980年)の一代記を、名曲「愛の讃歌」などでタッグを組んだ岩谷時子(1916年-2013年)と二人三脚で歩んだ軌跡とともに描く。青年期の越路吹雪こと、本名・河野美保子を演じるのは、瀧本美織。時子は、木南晴夏が演じる。 美保子は、幼い頃から歌うことが大好きで、13歳で宝塚歌劇団に入団。落ちこぼれ団員だったが、男役のスターとして一世を風靡(ふうび)する。新しい世界を求めて退団した後、時子とタッグを組んで、「愛の讃歌」などのシャンソンを多くカバーしたことから、“日本シャンソン界の女王”と呼ばれ、まさに日本の音楽シーンの歴史を変えた、稀代の歌手となっていく。
2017/11/21