ダウンタウン・松本人志の『ドキュメンタル』シリーズや浜田雅功の『戦闘車』などバラエティー番組が活況のAmazonプライム・ビデオ。その中でも、決して派手な内容ではないがファンから熱い支持を受けているのが、くりぃむしちゅー・有田哲平がMCを務める『有田と週刊プロレスと』だ。 出演者は有田とアシスタントの倉持明日香、そしてゲストの3人のみ。VTRは一切使わず、毎回1冊の『週刊プロレス』を手にした有田が黒板で解説しながら、ゲストに熱く激しくプロレスの魅力を力説するだけ、というシンプルでミニマルな構成だ。しかし、余分なものが削ぎ落とされた空間だからこそ有田のトークの巧みさが光り、ゲストが心から納得したリアルな反応を見せていくことで、シンプルな空間にプロレス会場さながらの熱気が生まれ、見ている人は番組の中にグイグイと引き込まれていく。シーズン2を迎えジワジワとファンを増やし続けるこの番組について、有田に話を聞いてみた。
2017/11/03