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映画『虐殺器官』を世に送り出した、「ジェノスタジオ」が手掛ける新作テレビアニメとして、『デュラララ!!』や『夏目友人帳』の監督として知られる大森貴弘監督の新作が制作されることが明らかになった。2018年以降の放送予定。企画構想からおよそ10年。不自由な世の中で互いを想い合う無垢な心を描く。 詳細は未発表だが、新作の制作決定にともない大森監督からコメントが到着。「今回描きたいのは、人は何を以てして生きると決めているのかというところです。一言で言えば糧と言うか、希望と言い換えてもいいかも知れない。次の作品の登場人物たちは皆、ごくか細い希望を生まれる縁として、自らの活路を開こうともがいて行きます。長い間、映像化を夢見ていた企画です。もちろん、その時、取り掛かっている作品の事を常に第一に考えて仕事をしていますが、頭の隅にこの作品の事を置いて、引き出しを半分、開けたり閉めたりしていたように思います。その集積を表現できたら、と願っています」。

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