アイドルグループ・SKE48が5日、劇場デビュー9周年記念を迎え、名古屋・栄のSKE48劇場で特別公演を開催した。これまでにリリースしたシングル21曲を1時間ノンストップで披露するなど、計29曲を熱演する圧巻のパフォーマンスで10年目に突入した。

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　65人のメンバーが出演した特別公演のオープニングは、1期生の大矢真那と松井珠理奈、2期生の内山命、高柳明音、斉藤真木子、AKB48の7期生で2014年にSKE48に移籍加入した佐藤すみれの7人がデビュー曲「強き者よ」を披露して幕を開けた。

　以降は期別、チーム別、ランダムメンバーでシングル表題曲21曲をノンストップでパフォーマンス。キャプテンの斉藤は「みなさまのおかげで本日SKE48は劇場デビュー9周年を迎えることができました。全国のSKE48ファミリーのみなさまに、私たちからお礼をさせてください。ありがとうございます」と心を込めてあいさつした。

　3期生の須田亜香里は「SKE48を好きでいるということにタイミングとか関係なくて、自分が出会ったタイミングだからこそ見ることができたSKE48がいると思います。メンバーとファンのみなさまとの絆がいつも輝いているSKE48でいられたらいいなと思います」とコメント。本編最後に全員で歌った「今日までのこと、これからのこと」の曲間では、次世代メンバーを代表して松本慈子が「私たちの気持ちは変わらず一つです。これからも私たちがSKE48を引っ張っていきます！」と頼もしく宣言した。

　珠理奈は「今日は、今のSKE48の勢いだったり、可能性を感じることができました。SKE48はまだまだ成長できるんじゃないかなと思います」と総括。「その勢いを維持させることの難しさも知っています。これから10周年に向けて、SKE48が立ち止まらないように、突っ走っていけるように、みなさんにもっともっと熱く応援していただけたらうれしいです」と呼びかけた。

　先月卒業コンサートを終えた大矢は「9年SKE48の歴史を観てきて、後輩のみんなやファンの方に、あきらめなければ絶対に夢はかなうということを伝えたいし、夢を一緒にかなえていける10年目にしてほしいと思います。私も見守っていきたいですし、応援していきます。一緒に9周年を迎えられて良かったです。ありがとうございました」とコメント。最後は「ずっとずっと先の今日」を全員で歌った。

　なお、公演終盤に登壇した湯浅洋劇場支配人は「来年は10周年ということで、今までにないくらい盛大に盛り上げていきたいと思いますし、改めて応援をよろしくお願いします」とあいさつし、研究生の昇格をサプライズ発表。7期生の相川暖花（13、チームE）、片岡成美（14、チーム KII）、8期生の井上瑠夏（16、チーム S）、北川愛乃（16、チームS）、佐藤佳穂（20、チームE）、野村実代（14、チームS）、矢作有紀奈（22、チームKII）の7人が正規メンバーに昇格し、ファンとともに涙ながらに喜びを分かち合った。

　11月12日には名古屋国際会議場・センチュリーホールで単独コンサートを開催することも決定。詳細は改めて公式サイトで発表される。