女優・吉田羊が6日、東京・上野の森美術館で『怖い絵展』報道向け内覧会のトークショーに参加。吉田は同展の音声ガイドを担当しているが、せりふの部分に関しては「情念たっぷりにやらせていただいた」と“演技のプロ”としてのプライドを持って声を入れたことを明かした。
吉田はポール・ドラローシュの大作『レディ・ジェーン・グレイの処刑』の前でトークショーを行った。じっくりと絵画を見つめると「絵の大きさに驚いたし、絵の力に圧倒された。大きい絵で見るからこそ、分かるものもたくさんあった。美しく計算し尽されている。舞台のクライマックスを見ているよう。」と感激。処刑のためにアクセサリーが外されていたりと、細かな部分まで描写されており「見ると怖さが伝わってくる」と背筋をピンとした。さらに「このレディ・ジェーン・グレイを題材した舞台があったら、ぜひ侍女の役をやりたい。女優としての想像力をかき立てられました」と思い描いた。
また、吉田は同展の音声ガイドも担当している。特別監修の中野京子氏は「音声ガイドがすばらしい」と絶賛。「中野先生が原稿を書き下ろしたのが一番、大きい」と照れていた。ただ、戯曲にもなっている「サロメ」が題材の作品では「『サロメ』の冒頭にせりふをしゃべるところがある。ここに関しては少し情念たっぷりにやらせていただいた」と女優魂をチラつかせた。
『怖い絵展』は作家・ドイツ文学者の中野京子氏が2007年に出版したベストセラー『怖い絵』の刊行10周年を記念して開催。“恐怖”をテーマに約80点の西洋絵画や版画を展示し、英ロンドン・ナショナル・ギャラリーにあるドラローシュの『レディ・ジェーン・グレイの処刑』が初来日している。10月7日から12月17日まで同所で開かれる。
吉田はポール・ドラローシュの大作『レディ・ジェーン・グレイの処刑』の前でトークショーを行った。じっくりと絵画を見つめると「絵の大きさに驚いたし、絵の力に圧倒された。大きい絵で見るからこそ、分かるものもたくさんあった。美しく計算し尽されている。舞台のクライマックスを見ているよう。」と感激。処刑のためにアクセサリーが外されていたりと、細かな部分まで描写されており「見ると怖さが伝わってくる」と背筋をピンとした。さらに「このレディ・ジェーン・グレイを題材した舞台があったら、ぜひ侍女の役をやりたい。女優としての想像力をかき立てられました」と思い描いた。
また、吉田は同展の音声ガイドも担当している。特別監修の中野京子氏は「音声ガイドがすばらしい」と絶賛。「中野先生が原稿を書き下ろしたのが一番、大きい」と照れていた。ただ、戯曲にもなっている「サロメ」が題材の作品では「『サロメ』の冒頭にせりふをしゃべるところがある。ここに関しては少し情念たっぷりにやらせていただいた」と女優魂をチラつかせた。
『怖い絵展』は作家・ドイツ文学者の中野京子氏が2007年に出版したベストセラー『怖い絵』の刊行10周年を記念して開催。“恐怖”をテーマに約80点の西洋絵画や版画を展示し、英ロンドン・ナショナル・ギャラリーにあるドラローシュの『レディ・ジェーン・グレイの処刑』が初来日している。10月7日から12月17日まで同所で開かれる。
コメントする・見る
2017/10/06