スウェーデン・アカデミーは現地時間5日、日本生まれの英国人作家、カズオ・イシグロ氏(62)に2017年のノーベル文学賞を授与することを発表した。
受賞理由については、「記憶、時間、自己欺瞞(ぎまん)」がイシグロ氏の作品に深く関連するテーマであると指摘し、「我々が世界とつながるという幻想的な感覚、その深淵を、偉大な感情の力をもって明らかにした」と評している。
イシグロ氏は1954年長崎市生まれ。82年にイギリスに帰化しており現在はロンドン在住。81年から執筆活動を始め、89年に発表した『日の名残り』で世界的に権威のある文学賞の一つ、英国のブッカー賞を受賞。同作はジェームズ・アイヴォリー監督、アンソニー・ホプキンス主演で映画化された。
05年に出版した『わたしを離さないで』はキャリー・マリガンら主演で英国で映画化(2010年米公開)されたほか、日本でも綾瀬はるか主演、TBS系で2016年にドラマ化されている。
受賞理由については、「記憶、時間、自己欺瞞(ぎまん)」がイシグロ氏の作品に深く関連するテーマであると指摘し、「我々が世界とつながるという幻想的な感覚、その深淵を、偉大な感情の力をもって明らかにした」と評している。
イシグロ氏は1954年長崎市生まれ。82年にイギリスに帰化しており現在はロンドン在住。81年から執筆活動を始め、89年に発表した『日の名残り』で世界的に権威のある文学賞の一つ、英国のブッカー賞を受賞。同作はジェームズ・アイヴォリー監督、アンソニー・ホプキンス主演で映画化された。
05年に出版した『わたしを離さないで』はキャリー・マリガンら主演で英国で映画化(2010年米公開)されたほか、日本でも綾瀬はるか主演、TBS系で2016年にドラマ化されている。
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2017/10/05