女優の新垣結衣（29）が2日、都内で行われた映画『ミックス。』（21日公開）のイベントに出席。同作で元天才卓球少女を演じた新垣について、作品を観た卓球の石川佳純選手（24）は「フォームがすごくきれいでかっこいい。リーチが長いので、どこのボールでも届くのがうらやましいです」と絶賛した。

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　新垣の劇中での“腕前”について、石川選手は「リアルな試合の感じが伝わってきました」と感想を伝えると、新垣は「よかった」と安堵の笑顔。「初めてプロの方の評価を聞いたのでドキドキしました」と話していた。

　同作は、かつて天才卓球少女と呼ばれた主人公が、亡き母の残した卓球クラブの再建と、恋敵ペアの打倒を目標に、男女の混合ダブルスで試合に挑む姿を描く。石川選手と、この日同席した吉村真晴選手（24）も劇中に登場している。

　新垣は、役の参考として福原愛選手の動画や資料を見て卓球を特訓した。指導をした川口陽陽氏（35）は、練習期間を振り返り「撮影が始まって、決勝戦のシーンの前からぐっとよくなった。実業団の選手がプレーしているようでしたね」と称賛。「（新垣は）僕らに練習しているところ見せないんですよ。でも、裏でめちゃくちゃ努力されているのがわかるんです」とねぎらわれた新垣は、「教え方が良かったので」と照れ笑いを浮かべていた。

　イベントでは、石川選手＆吉村選手、石川淳一監督（45）＆川口氏のペアが卓球を披露。石川選手と吉村選手のシングル対決も行われ、素早いラリーに歓声が上がった。