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倉科カナ、「ふと世界って美しいなあと感じる」主人公に共感

 女優の倉科カナが29日、兵庫県豊岡市の城崎温泉で実施されたNHKの兵庫発地域ドラマ『あったまるユートピア』の取材会に出席した。

BSプレミアムで来年1月に放送される兵庫発地域ドラマ『あったまるユートピア』(左から)脚本の渡部亮平氏、渡部豪太、堀春菜、倉科カナ、アヤカ・ウィルソン、ダンス指導の小尻健太氏(正しくは「尻」の九が丸)(C)NHK

BSプレミアムで来年1月に放送される兵庫発地域ドラマ『あったまるユートピア』(左から)脚本の渡部亮平氏、渡部豪太、堀春菜、倉科カナ、アヤカ・ウィルソン、ダンス指導の小尻健太氏(正しくは「尻」の九が丸)(C)NHK

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 同ドラマは、明治から昭和にかけて活躍した作家・志賀直哉の代表作の一つ『城の崎にて』を執筆した名湯・城崎温泉がある豊岡市を舞台に、世の中に生きづらさを感じる3人の女性たちが「自分の居場所」を見つける物語。同市で毎年9月に行われているホラーイベント「城崎温泉怪談祭」を取り入れ、“あの世”と“この世”が交錯する不思議な一夜が描かれる。

 今月19日にクランクインし、現地などで撮影が進む中、倉科は「きのう市役所の方々と一緒に撮影した『百鬼夜行』も皆さんの力をいただいて、幻想的なシーンになりました。城崎や豊岡の景色の美しさ、そして人の温かさ全てが心に残っています。映像で見るとより美しく見えるのではないでしょうか」と、手応えをにじませた。

 倉科が演じる主人公・鷹宮伊織は、かけがえのないものを失った経験があり、「言葉にするほどの苦しみを抱えているわけではありませんが、息苦しさを感じることが時々あって。でも、ふと世界って美しいなあと感じる瞬間もある。夕陽や雲と雲の間から差してくる光といったいつも見ている普段どおりの景色に美しさを感じるんです。その感覚は、実生活でときどき私も経験することです」と、共感を語っていた。

 取材会にはほかに、堀春菜、アヤカ・ウィルソン渡部豪太ら出演者、ダンス指導の小尻健太氏(正しくは「尻」の九が丸)、脚本を担当した渡部亮平氏(ドラマ『時をかける少女』、映画『3月のライオン』)が出席した。

 兵庫発地域ドラマ『あったまるユートピア』は、BSプレミアムで来年1月24日(後10:00)放送。

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