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【ひよっこ】有村架純、周囲に愛され最強のヒロインに「忍耐強さも身についた」

 4月から日本の朝を楽しませてきたNHKの連続テレビ小説『ひよっこ』(月〜土 前8:00 総合ほか)がいよいよ大団円を迎える。ヒロイン・谷田部みね子を演じた女優の有村架純は、「本当につくり手の気持ちって作品に表れるし、伝わるし、そういうことをすごく感じることができました。自分が演じる役に対して、作品全体に対して、共演者やスタッフさんに対しての思いを今後も大事にしていきたい」と、大きな実りを抱きしめた。

 1964(昭和39)年、東京五輪の年に青春まっただ中にいたヒロインは、まさかの父親の失踪により、集団就職で上京。身寄りのない東京で、就職先の倒産、恋人との別れ、見つかった父親は記憶喪失(しかも母とは別の女性と暮らしていた)など、さまざまな困難にも弱音を吐かず、乗り越えてきた。そんなみね子の姿が、朝ドラのヒロインとしてハードスケジュールをこなし、作品の顔として矢面に立つ続けた有村自身とも重なる。

 「約1年という長い間、ひとつの役を演じたのはみね子がはじめて。この先、みね子を超える役はないだろう、と思えるくらい今はすごく愛しい存在です。みね子の周りには鈴子さん(宮本信子)たちがいて、私も周りに支えられながら生きている、というのはすごく重なるなぁと思いました」。

 周囲への感謝の気持ちは、クランクアップセレモニーで見せた涙にも表れていた。「撮影の日々を思い出すと、それだけで涙するものはあるのですが、(思い出のアルバムのような)VTRを作ってくださったスタッフさんに、ここまでしてくださるんだという、皆さんの思いがうれしく泣いてしまいました」。

 放送が始まったばかりの頃、視聴率を気にして「食欲がなく、体調を崩してしまった」と打ち明ける。長い撮影期間には、「つらいな、と感じる1週間もあれば、そういうことを感じずに過ぎていった1週間もあって。正直なところ余裕もなかったし、不安定になることもありました。それは自分との戦いで、涙する夜もありました」。

 そして、やり遂げた。「せりふが追いつかなくても、体調が悪くても、自分のせいで現場が止まってしまうようなことは絶対したくなかった」という有村自身の堅い覚悟と、「共演者の皆さんや監督などに『きょうのみね子、良かったよ』と励ましていただいたり、オンエアを観て『面白かった』と感想をいただいたり、皆さんの言葉で少しずつ自信を得ることができました」という周囲の愛情があってこそ。

 結果として、視聴率は上昇し、内容的にも名作の一つに数えられる作品になったのは間違いない。「どんなにきつい仕事がきても投げ出さずに頑張れる、それくらいの忍耐強さが身についた気がします。どんなことも受け止めたいですし、つらいことの中にも楽しいことを見つける、そういう気持ちをこれからも大事にしていきたいです」と、真摯(しんし)に語ることができる今の有村は“最強”。さらなる飛躍を期待してやまない。



関連写真

  • 連続テレビ小説『ひよっこ』ヒロイン・谷田部みね子を演じる有村架純 (C)NHK
  • 最終週より。すずふり亭で新しい制服をお披露目するみね子(C)NHK
  • 序盤の高校時代のみね子(C)NHK

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