東宝が26日、都内で会見を開き、東京・新宿マルイアネックス1階に世界初となる公式のゴジラグッズショップ常設店『ゴジラ・ストア　Tokyo』を10月30日にオープンすると発表した。限定商品やサンリオとのコラボ展開を中心とした約500点のアイテム販売や、店内イベントの開催などを予定している。

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　1作目の『ゴジラ』が1954年に公開されて以来、現在までに国内で計29作が製作され、昨年7月公開の『シン・ゴジラ』ではシリーズ累計観客動員数1億人を突破し、邦画実写シリーズ作品での歴代最高記録を達成。11月17日には初のアニメーション映画『GODZILLA 怪獣惑星』の公開を控え、注目を集める中で常設店オープンに踏み切った。

　昨年11月には、東宝が初のオフィシャルECサイト『ゴジラ・ストア』を開設、丸井グループとの取り組みで期間限定の『ゴジラ・ストア』も開催し、好評を博してきた。ゴジラに関するすべての事案の窓口となる「ゴジラ戦略会議（通称：ゴジコン）」の責任者・CGO（チーフ・ゴジラ・オフィサー）である、東宝の大田圭二氏は今回のオープンに「このストアをホームとして、常に新しい情報を世界に発信していきたい」と声を弾ませた。

　一方、丸井グループのアニメ事業部長である青木正久氏も「ゴジラは幅広いファン層を誇る、日本が誇るビックコンテンツ。そこに丸井の強みを活かして、更なるゴジラブランドの確立に貢献していきたい」と意気込み。多店舗展開の可能性については、大田氏が「ロサンゼルスとか京都とかいいかもしれないなと思いますが、まずはこのお店をしっかりしていきたいと思っています」と説明した。