秋元康がプロデュースするデジタル声優アイドル、22/7(ナナブンノニジュウニ)がデビューを果たし、その全貌が明らかになった。メンバー自身が声優としてキャラクターの声を担当し、モーションキャプチャ(身体にセンサーをつけて動作を記録するデジタル技術)を使用してキャラの動きもつける。2次元か、3次元か? まったく新しいコンセプトのグループを代表し、海乃るり、宮瀬玲菜、花川芽衣が心境を語った。
◆2次元のメンバーと3次元のキャラクターが同じグループに存在
――22/7は“デジタル声優アイドル”という新しいスタイルを掲げています。
【宮瀬玲菜】2次元のメンバーと3次元のキャラクターが同じグループにいるというのはすごく新しいし、他のアイドルグループとは違うところだと思います。メンバーのうち8人はキャラクターの声を担当しているんですけど、“私じゃない、もうひとりの自分”が存在しているような感じもあるし、心強いですね。
【花川芽衣】“デジタル声優アイドル”と聞いたときは「一体、どういう活動になるのかな?」って不思議に思いました。メンバーよりも先にキャラクターの活動が始まったのも面白いところだと思いますし、独自の道を歩んでいける楽しみがありますね。
――秋元康さんがプロデュースすることについては?
【宮瀬玲菜】ずっと憧れているアイドルグループを手がけていらっしゃる方なので、「まさか!?」という感じでした。オーディションのときも「秋元先生がいらっしゃる!」って緊張しましたね。
◆キャラの動きもメンバーと連動、「全身タイツ」での撮影に苦労
――キャラクターの動きもメンバーと連動しているんですよね。
【海乃るり】モーションキャプチャで撮影しています。メンバー自身がキャラクターの動きと連動しているのも楽しいです。
【宮瀬玲菜】撮影のときは全身タイツだし、キャラクターの動きもわからないから、「ホントに立川絢香ちゃん(宮瀬が声を担当するキャラクター)の動きになるのかな?」って心配で。「小悪魔っぽい動きをして」みたいなムチャぶりもあったんですけど(笑)、「絢香ちゃんだったらどうするかな?」ということを意識していました。
――もともと声優志望? それともアイドルになりたかった?
【海乃るり】私は声優になりたかったんです。父がアニメ好きだったこともあって、小さい頃から『犬夜叉』や『めぞん一刻』などを観ていましたし、声優さんにも憧れていて。だから、22/7のオーディションに合格したときは、本当に嬉しかったですね。“CV:海乃るり”が夢だったので。
【花川芽衣】私はアニメもアイドルも好きで、ずっと憧れていました。なかなかオーディションを受ける勇気が持てなかったんですけど、22/7のオーディションを見つけて「今のままではダメ。思い切ってやってみよう」と思って。ひとつひとつ壁を乗り越えながら進めているし、一歩踏み出して良かったです。
【宮瀬玲菜】声だけで表現する声優さんもリスペクトしていますし、アイドルも大好きです。乃木坂46の白石麻衣さん、NMB48の山本彩さん、AKB48の渡辺麻友さんなど、かわいくてカッコイイ方にずっと憧れていたので。
◆涙のデビュー曲完成、目指すは「アニメの架け橋のようなグループ」
――デビューシングル「僕は存在していなかった」についても聞かせてください。
【海乃るり】「私たち自身のことが書かれている」と思って、すごく共感しました。22/7のメンバーは内気な子が多くて、歌詞にある“自分の存在 知られたくなかった”という気持ちもすごくわかるんです。そこからオーディションを通してみんなと出会って、一歩一歩進んできて…。この曲で歌われていることは、色々な境遇の方にも共感していただけんじゃないかと思います。
【宮瀬玲菜】完成した楽曲を聴いたときは涙、涙でした。人生の中で、自分の声が入った曲をリリースできるなんて思っていなかったので。(オーディションの結果が決まった)去年の12月24日から、11人でデビューすることを目標にして頑張ってきたので、本当に嬉しかったです。
――この先、どんなグループになっていきたいですか?
【海乃るり】メンバーそれぞれに「こうなりたい」という夢があるんですよね。私は声優なんですが、ひとりひとりが目標に向かって頑張って、そこで得たものをグループに持ってくることで、どんどん成長していきたいと思っています。
【花川芽衣】22/7のいちばんの特徴は、キャラクターがいること。私たちだけではなくて、キャラクターも愛してほしいです。
【宮瀬玲菜】大きな目標としては、アイドルファン、アニメファンの両方に好きになってもらいたいです。アイドルとアニメの架け橋のようなグループになりたいなって。すごく難しいことだと思うんですが、それが実現できたら日本も変わるんじゃないかな…なんて(笑)。そして、世界で活躍できるグループになってきたいです!
(文:森朋之)
◆2次元のメンバーと3次元のキャラクターが同じグループに存在
――22/7は“デジタル声優アイドル”という新しいスタイルを掲げています。
【宮瀬玲菜】2次元のメンバーと3次元のキャラクターが同じグループにいるというのはすごく新しいし、他のアイドルグループとは違うところだと思います。メンバーのうち8人はキャラクターの声を担当しているんですけど、“私じゃない、もうひとりの自分”が存在しているような感じもあるし、心強いですね。
【花川芽衣】“デジタル声優アイドル”と聞いたときは「一体、どういう活動になるのかな?」って不思議に思いました。メンバーよりも先にキャラクターの活動が始まったのも面白いところだと思いますし、独自の道を歩んでいける楽しみがありますね。
――秋元康さんがプロデュースすることについては?
【宮瀬玲菜】ずっと憧れているアイドルグループを手がけていらっしゃる方なので、「まさか!?」という感じでした。オーディションのときも「秋元先生がいらっしゃる!」って緊張しましたね。
◆キャラの動きもメンバーと連動、「全身タイツ」での撮影に苦労
――キャラクターの動きもメンバーと連動しているんですよね。
【海乃るり】モーションキャプチャで撮影しています。メンバー自身がキャラクターの動きと連動しているのも楽しいです。
【宮瀬玲菜】撮影のときは全身タイツだし、キャラクターの動きもわからないから、「ホントに立川絢香ちゃん(宮瀬が声を担当するキャラクター)の動きになるのかな?」って心配で。「小悪魔っぽい動きをして」みたいなムチャぶりもあったんですけど(笑)、「絢香ちゃんだったらどうするかな?」ということを意識していました。
――もともと声優志望? それともアイドルになりたかった?
【海乃るり】私は声優になりたかったんです。父がアニメ好きだったこともあって、小さい頃から『犬夜叉』や『めぞん一刻』などを観ていましたし、声優さんにも憧れていて。だから、22/7のオーディションに合格したときは、本当に嬉しかったですね。“CV:海乃るり”が夢だったので。
【花川芽衣】私はアニメもアイドルも好きで、ずっと憧れていました。なかなかオーディションを受ける勇気が持てなかったんですけど、22/7のオーディションを見つけて「今のままではダメ。思い切ってやってみよう」と思って。ひとつひとつ壁を乗り越えながら進めているし、一歩踏み出して良かったです。
【宮瀬玲菜】声だけで表現する声優さんもリスペクトしていますし、アイドルも大好きです。乃木坂46の白石麻衣さん、NMB48の山本彩さん、AKB48の渡辺麻友さんなど、かわいくてカッコイイ方にずっと憧れていたので。
◆涙のデビュー曲完成、目指すは「アニメの架け橋のようなグループ」
――デビューシングル「僕は存在していなかった」についても聞かせてください。
【海乃るり】「私たち自身のことが書かれている」と思って、すごく共感しました。22/7のメンバーは内気な子が多くて、歌詞にある“自分の存在 知られたくなかった”という気持ちもすごくわかるんです。そこからオーディションを通してみんなと出会って、一歩一歩進んできて…。この曲で歌われていることは、色々な境遇の方にも共感していただけんじゃないかと思います。
【宮瀬玲菜】完成した楽曲を聴いたときは涙、涙でした。人生の中で、自分の声が入った曲をリリースできるなんて思っていなかったので。(オーディションの結果が決まった)去年の12月24日から、11人でデビューすることを目標にして頑張ってきたので、本当に嬉しかったです。
――この先、どんなグループになっていきたいですか?
【海乃るり】メンバーそれぞれに「こうなりたい」という夢があるんですよね。私は声優なんですが、ひとりひとりが目標に向かって頑張って、そこで得たものをグループに持ってくることで、どんどん成長していきたいと思っています。
【花川芽衣】22/7のいちばんの特徴は、キャラクターがいること。私たちだけではなくて、キャラクターも愛してほしいです。
【宮瀬玲菜】大きな目標としては、アイドルファン、アニメファンの両方に好きになってもらいたいです。アイドルとアニメの架け橋のようなグループになりたいなって。すごく難しいことだと思うんですが、それが実現できたら日本も変わるんじゃないかな…なんて(笑)。そして、世界で活躍できるグループになってきたいです!
(文:森朋之)
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2017/09/23