俳優のオダギリジョーが19日、東京・日本外国特派員協会で行われた映画『エルネスト』記者会見に出席。同作で、キューバ革命の英雄のエルネスト・チェ・ゲバラのゲリラ部隊に参加した日系人・フレディ前村ウルタードを演じたが、海外の記者から自身とゲバラの不思議な縁を指摘され、驚きの声を上げた。
オダギリの2003年公開の初主演映画『アカルイミライ』のエンディングで、“チェ・ゲバラTシャツ”を着た若者が登場するシーンがあったという共通点について聞かれると、「言われてみれば、確かにそうだったなと今思い出しました」と振り返った。
オダギリは「今回の映画を引き受けさせていただいて、そのことを友だちに話したら『えっ、ゲバラやるの?』ってけっこうな数の人から言われてしまって…」と自身の役どころを勘違いされたことを告白。「確かに、ひげも生えて、髪の毛も汚いことが多いので、ゲバラの格好が似合うと思う人も少なくはないのかもしれないですね」と嘆きながらも、「ただ、僕はゲバラのポスターも部屋に貼っていますし、Tシャツも持っています」とゲバラ愛をアピールした。
また、同作で全編スペイン語での演技に挑戦しているが「覚えるだけでもハードだったんですけど、もっと重要視していたのは芝居をいかにスペイン語で成立させるかということでした」と回想。「スペイン語のアクセントや間を一切理解しないまま(撮影に)入ったのですが、現地の3〜4人の共演者がずっと練習に付き合っていた。大きく力を貸していただいたことは、本当にありがたかったですね」と感謝の思いを伝えていた。
今年で没後50周年を迎えるゲバラの意志に共感し、ゲバラのゲリラ部隊に参加した日系人・フレディ前村ウルタードの激動な生涯を描いた同作。1969年公開の黒木和雄監督による映画『キューバの恋人』以来、48年ぶりの日本とキューバの合作映画となっている。
記者会見にはそのほか、阪本順治監督も出席。同作は、10月6日より公開される。
オダギリの2003年公開の初主演映画『アカルイミライ』のエンディングで、“チェ・ゲバラTシャツ”を着た若者が登場するシーンがあったという共通点について聞かれると、「言われてみれば、確かにそうだったなと今思い出しました」と振り返った。
オダギリは「今回の映画を引き受けさせていただいて、そのことを友だちに話したら『えっ、ゲバラやるの?』ってけっこうな数の人から言われてしまって…」と自身の役どころを勘違いされたことを告白。「確かに、ひげも生えて、髪の毛も汚いことが多いので、ゲバラの格好が似合うと思う人も少なくはないのかもしれないですね」と嘆きながらも、「ただ、僕はゲバラのポスターも部屋に貼っていますし、Tシャツも持っています」とゲバラ愛をアピールした。
また、同作で全編スペイン語での演技に挑戦しているが「覚えるだけでもハードだったんですけど、もっと重要視していたのは芝居をいかにスペイン語で成立させるかということでした」と回想。「スペイン語のアクセントや間を一切理解しないまま(撮影に)入ったのですが、現地の3〜4人の共演者がずっと練習に付き合っていた。大きく力を貸していただいたことは、本当にありがたかったですね」と感謝の思いを伝えていた。
今年で没後50周年を迎えるゲバラの意志に共感し、ゲバラのゲリラ部隊に参加した日系人・フレディ前村ウルタードの激動な生涯を描いた同作。1969年公開の黒木和雄監督による映画『キューバの恋人』以来、48年ぶりの日本とキューバの合作映画となっている。
記者会見にはそのほか、阪本順治監督も出席。同作は、10月6日より公開される。
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2017/09/19