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波瑠主演、『BORDER』初のスピンオフ前後篇 10月放送

 女優の波瑠が、テレビ朝日系で10月に2週連続放送されるドラマ『BORDER 衝動〜検視官・比嘉ミカ〜』(10月6日・13日 後11:15〜深0:15※一部地域を除く)に主演することが明らかになった。3年ぶりにドラマスペシャルとして続編が制作された小栗旬主演のドラマ『BORDER』初のスピンオフ作品。波瑠演じる法医学教室助手・比嘉ミカが住宅街を震撼させる連続殺人事件に立ち向かい、彼女にとっての“正義”を浮き彫りにする。

波瑠主演でスピンオフドラマ『BORDER 衝動〜検視官・比嘉ミカ〜』10月6日・13日の前後篇、テレビ朝日で放送(C)テレビ朝日

波瑠主演でスピンオフドラマ『BORDER 衝動〜検視官・比嘉ミカ〜』10月6日・13日の前後篇、テレビ朝日で放送(C)テレビ朝日

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 頭部を被弾して生死の境をさまよった後、「死者と対話できる」という特殊能力を得た刑事・石川安吾(小栗)が、望まずして命を絶たれた被害者の無念を晴らすべく、生と死、正義と法、情と非情の“BORDER=境界線”で揺れ動きながら、事件に立ち向かう姿を描いた2014年放送の連続ドラマ『BORDER』(原案・脚本/金城一紀)。

 そこで男らしい言動と、クールな佇まい、類まれなる検死能力で大人気を博したキャラクターが、波瑠演じる比嘉ミカだ。警視庁の特別検視官として、石川の単独捜査に協力してきた比嘉だが、今回のスピンオフではその原点となる“特別検視官に就任する半年前の物語”を展開。永正大学医学部医学教室の助手を務める比嘉が、日本を震撼させる連続殺人事件に立ち向かっていく。師となる法医学教授と対峙しながらも、法医学教室助手という立場から一筋縄ではいかない事件に挑んでいく姿、徹底した男社会の中で闘う姿を通し、比嘉の信念と正義、細やかな心情を前・後篇に分けて、じっくりと描き出す。

 『BORDER』に出演した翌年、15年10月より放送された、連続テレビ小説『あさが来た』(NHK)でヒロインを演じ、押しも押されもせぬ国民的女優へと成長した波瑠。「『BORDER』は朝ドラの前に声を掛けていただいた作品なので、今もずっと感謝していますし、比嘉という役には頭が上がりません」と語る波瑠が、3年の時を経て演じる“特別検視官就任前の”比嘉ミカをどう演じるのか、その一挙手一投足に注目だ。

 比嘉と協力し合いながら、連続殺人事件の捜査にまい進する所轄の刑事・中澤史明役に、『あさが来た』など複数の作品で共演歴のある工藤阿須加。比嘉の上司にあたる医学教室教授・浅川透役に石丸幹二。波瑠とは初共演となる石丸は、有名教授でありながら、裏で比嘉の能力を巧みに利用しようとする狡猾さも持つ男を熱演する。さらに、『あさが来た』で波瑠と共演した清原果耶の出演も明らかとなり、連続殺人事件の被害者たちが通う中学校の生徒を演じる。

 2週連続でスピンオフから放送された後、10月22日に『BORDER 贖罪』(後9:00〜10:54)が放送される。

 原作・脚本を手掛ける金城氏は「ここだけの話ですが、もともと比嘉は新聞記者で石川の恋人という設定でした。いわば添え物のようなキャラクターで、ストーリーにもあまり深く関わる予定ではありませんでした。それが今や主人公の地位を獲得するまでになりました。波瑠さんのお陰です。

 『BORDER 衝動』では石川に出会う前の比嘉を描いています。連続殺人事件の捜査に携わることで、比嘉は自らの運命を切り開いていきます。比嘉を運命へと導いていくのは、恐ろしい犯人です。比嘉と犯人の対決は 必見のシーンになっています。絶対にお見逃しのなきよう」とコメントを寄せている。

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  • 波瑠主演でスピンオフドラマ『BORDER 衝動〜検視官・比嘉ミカ〜』10月6日・13日の前後篇、テレビ朝日で放送(C)テレビ朝日
  • 共演する石丸幹二(左)と工藤阿須加(右)(C)テレビ朝日

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