ジャニーズJr.の阿部顕嵐(Love-tune)の主演で、直木賞を受賞した朝井リョウ氏の小説『何者』(新潮文庫)が、今秋、初舞台化される。就職活動を通して自分が「何者」かを模索する5人の大学生たち。お互いを励まし合いながらも、友情、恋愛、裏切りといったさまざまな感情が交錯する物語は、舞台上でどのように展開されていくのか。 昨年、佐藤健主演で映画化された『何者』。舞台版で、主人公・二宮拓人を演じるのは、今月3日まで、ミュージカル『魔女の宅急便』に出演していた阿部。「初めての外部舞台の主演、そして『何者』の拓人役を演じると聞かされた時は、驚きと喜びが混じり合った複雑な気持ちになりました。拓人役を他の“何者”でもなく僕が演じて良かったと言っていただけるように、拓人の人生を生きて全力で役と向き合いたいと思っています」と、意気込む。
2017/09/10