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上川隆也×甲本雅裕、『遺留捜査』の“熟年夫婦”「強烈に2人での撮影が楽しみ」

 テレビ朝日系ドラマ『遺留捜査』(毎週木曜 後8:00)の第1シリーズ(2011年)から6年。不動のレギュラーとして共演する刑事・糸村聡役の上川隆也(52)と、科捜研研究員・村木繁役の甲本雅裕(52)の初対談が実現した。同い年、小劇場出身など、共通点も多い2人。『遺留捜査』をこよなく愛する人が、じっくり語り合った。

 超マイペースな刑事・糸村が、事件現場に残された“遺留品”の持つ意味を徹底的に探り、声なき遺体が訴えたかったメッセージを汲み取っていく、ヒューマンミステリー。このドラマシリーズの“お約束”の一つが、糸村が科捜研を訪ね、無理やり遺留品の解析を村木に依頼。村木はイライラしながらも結局、鑑定を引き受けるというやりとり。『遺留』ファンの間では、「糸村・村木コンビ最高!」「熟年夫婦みたい」「村木さんが不憫だけどかわいすぎ!」などと人気がある。

――糸村、村木はお互いどんな存在だと思っているのでしょうか?

【上川】……うーん。どんな存在なんでしょう。

【甲本】もしかして、なんとも思ってない、とか…?

【上川】そんなことはないですが(笑)、糸村にとって“村木さんは村木さん”なのだと思います。明確な言葉にできるようなものではなく、シーズンを重ねていく中で積み上げられてきた関係なんだと思います。

【甲本】僕としては糸村さんが科捜研に現れないと出番がないので、糸村さんが来るのを強烈に待っているんです。なので当たり前だけど、僕はもう強烈に2人での撮影が楽しみなんです!

【上川】そこは僕も同じです。何が生まれるのか非常にワクワクする時間ですし、幸いなことに視聴者の皆様から科捜研のシーンの感想をいただくことも少なくないので、次回への意欲にもつながります。そういう意味では視聴者の皆さんも含めたやり取りの中からシーンが生まれているような感覚があって、放送されるまで毎回毎回が楽しみなんです。

――2人のシーンは、ネット上でも『熟年夫婦みたい』などと大反響ですが…?

【甲本】それ…ハッキリさせたいんだけど、どっちが夫で、どっちが妻なんでしょう?

【上川】えっ!? 気になるの、そこなの? でもこんなふうに対談が実現したのも皆さんが盛り上げてくださったからこそ。それは、手放しでうれしいです。作品を評価していただくこととはまた違った意味で、とても高揚感を覚えます。“すごいぞ、村木さん!”という思いです。

【甲本】僕、実は第4シーズンまで呼んでもらえるとは思っていなかったんです。京都にまで呼んでいただき、こうして応援していただけるのは本当に役者冥利に尽きます。

――プライベートでの関係は?

【甲本】僕ら、しつこくない間柄なのがいいと思うんです。20年ぐらい前に初めて会ったときから、上川くんって、なんだかしつこくなくて、そこがすごくいいんです(笑)。でも会ったら会ったで、ものすごくしゃべる。まじめなことも話し合うし、ふざけたことを言うと、すぐツッコんでくれる、という…。

【上川】プライベートで連絡を取り合うことはあまりありません。互いの誕生日にメールで「おめでとう」と送り合うぐらいで、「飲みに行こうぜ」と誘い合うわけでもなく。でも現場で会うと、いつもの空気がそこにある。そんな不思議な距離感がお互いの中に共通のものとしてあるというのが、居心地のよさにつながっているのかもしれません。

【甲本】この距離感が画面で伝わるからこそ、視聴者の皆さんに2人のやりとりが喜んでもらえているのかなとも思いますね。たまにクラスメートに再会すると、妙にテンションが上がることってあるじゃないですか。僕にとって『遺留捜査』の現場って、そんな感じかもしれません。

――お互い俳優として“ここがスゴイな”と思うところは?

【上川】本人の前で、ちょっと照れくさいですが…(笑)。僕は甲本雅裕という役者を間違いなく信用しています。彼は、役に対する向き合い方が常に変わらない。僕は役者として自分ではフワフワしている実感があるので、彼の揺らぎなさを頼りに感じるんです。僕のような人間にも信頼感を与えてくれる、その人柄を含めた役者としての在り様を、とても尊敬しています。

【甲本】そんなこと言われると…いやぁもう…飛び上がりたい気持ちですね! フワフワしているなんて言っていますが、上川くんの役に対する思いはものすごいですよ。僕とはアプローチこそ違うのですが、そこはやっぱり共通するもので、上川くんは役柄への熱意を特別なものではなく当たり前にとらえて役者をしている人というイメージ。それを変わらず持ち続けているのが彼のスゴイところだと思います。



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