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テレ朝・土曜の新ドラマ枠 三浦春馬が童貞役のオリジナル作品で勝負

 俳優の三浦春馬が、テレビ朝日で10月から新設される土曜よるのドラマ枠「土曜ナイトドラマ」の第1弾作品『オトナ高校』(毎週土曜 後11:05〜11:59)に主演することがわかった。“童貞・処女を卒業したら即卒業できるオトナ高校”を舞台に、不器用なオトナたちがく広げる、オリジナル学園ドラマ。三浦は、東大卒のトップバンク行員というエリートでありながら、30歳にして童貞の“チェリート”荒川英人を演じる。

三浦春馬が童貞役で連ドラ主演。テレビ朝日系「土曜ナイトドラマ」第1弾『オトナ高校』10月スタート(C)テレビ朝日

三浦春馬が童貞役で連ドラ主演。テレビ朝日系「土曜ナイトドラマ」第1弾『オトナ高校』10月スタート(C)テレビ朝日

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 厚生労働省が2015年に行った「出生動向基本調査」によれば、性経験のない30代独身男性は25%以上、30代独身女性は30%以上。そんなリアルな社会への風刺も織り交ぜつつ、笑いと涙、トキメキ、性経験者も未経験者も思わずドキッとする展開を、軽やかなタッチで紡ぐのは、「ウォーターボーイズ」シリーズや『映画 ビリギャル』など、数々のヒット作を生み出した脚本家・橋本裕志氏。

 物語の舞台となるのは、深刻な少子化問題に歯止めをかけるため、政府が打ち立てた「第2義務教育法案」に基づく公的機関「オトナ高校」。異性との性体験のない30歳以上の男女=「やらみそ(ヤラないまま三十路)」たちが、有無を言わせず入学させられる。

 主人公・英人は、突然、国からオトナ高校への入学を義務付けられる。「なんでオレが童貞だって知ってんだよ、国家ぁぁぁ!」と動揺しつつも、しぶしぶ入学し、卒業条件である“童貞卒業”を目指して恋愛を学ぶことに。

 猛烈な恋愛&性体験願望とは裏腹に、高スペックのプライドが災いし、上から目線で人を分析したり、デートでもドヤ顔でひたすら退屈なうんちくを語ったり…。リアルな人間関係において、あまりにも“頭でっかちのお子ちゃま”ゆえに、念願の童貞卒業にたどり着けない英人。

 しかし、30代から50代まで、いろいろなタイプの恋ヘタ学友らと悩みを分かち、時にぶつかり合いながら、10代の高校時代には味わえなかった青春をやり直し、人としても成長していく。

 これまで数々の難役に挑み、今年米国の映画情報サイト『TC Candler』が発表する「世界で最もハンサムな顔100人」ランキングにもノミネートされた三浦が、“残念な男”を愛きょうたっぷりに演じる。

 三浦は「この作品はきわどいワードもたくさん飛び出すチャレンジングな作品ですが、恋愛に不器用なオトナたちが悩みながらもいろんなことを学んで、本当の意味でのオトナへと成長していく、そんな作品になると確信しています。スタッフ、共演者の皆様と一緒に 大切なメッセージと元気を、毎週お届けできればと思っています」と、コメントをしている。

 「土曜ナイトドラマ」枠では、「さまざまな既存のメディアとの融合も仕掛けていきながら、斬新な企画」で「若いデジタル世代」の取り込みを狙う。テレビ朝日的に挑戦的なドラマで現状打開を目指す。

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  • 三浦春馬が童貞役で連ドラ主演。テレビ朝日系「土曜ナイトドラマ」第1弾『オトナ高校』10月スタート(C)テレビ朝日
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