昭和を代表する俳優である、故・石原裕次郎さんの貴重な愛用品や資料を展示した『石原裕次郎記念館』が8月31日、26年の歴史に幕を下ろした。最終日となった同日、裕次郎さんの妻・まき子さんや俳優の舘ひろし、神田正輝らが記念館を訪れ、大々的なセレモニーを行い、訪れたファンに感謝した。 1991年、裕次郎さんが幼少期を過ごした北海道の小樽に開設した同記念館。出演した映画やドラマの資料などはもちろん、遺品のソファなどで再現された自宅の居間や愛車のロールスロイスなど、ファンには堪らない縁の品々が所狭しと展示。これまでに約2020万人が同記念館を訪れたが、設備が老朽化したことなどから閉館が決まった。
2017/09/01