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クリストファー・ノーラン監督、フィルムにこだわる理由は“色の深み”

 『ダークナイト』シリーズ、『インセプション』などで知られるクリストファー・ノーラン監督(47)が24日、YouTube Space Tokyoで最新作『ダンケルク』(9月9日公開)のトークイベントを行った。

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 同作は、第二次世界大戦中の1940年、860隻の船舶でイギリス軍、フランス軍の兵士約40万人もの命を救った「ダンケルク作戦」を描く。本作の全編をIMAXフィムルカメラと65ミリフィルムの組み合わせで撮影している。

 会場には、映画を学ぶ学生約100人が集まり、学生から「今、何を学ぶことが大切ですか?」と質問されたノーラン監督は、「たくさん映画を観てください。楽しむこと、そしてそれを分析することが大事」とメッセージ。「私は映画学校には行かなかったけれど、そういうやり方で学んできた。どうやって観客を引き込もうとしているか、フィルムメーカーのことを理解しようとしてきた」と自身の経験を伝えた。

 自身の作品の特徴でもあるフィルム撮影の思いを聞かれると、「セルロイドのフィルムが大好き。ビデオで撮ったものは、私が世の中を見ているものとは違った。アナログの色は深みがある」と魅力を熱弁。「デジタルも良くなってきているけれど、私が求めるフィルムのレベルには達していない。自分がスクリーンで表現するとき、アナログのフィルムに助けられているんだ」と語った。

 また、最新作『ダンケルク』は黒澤明監督『羅生門』からインスピレーションを得たことを告白。「物事をいろいろな視点から見て、話が散在しているように見せて、一つの大きな物語を語っていく。この映画を何度も見返している」と明かした。



関連写真

  • クリストファー・ノーラン監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『ダンケルク』スペシャル・トークイベントに出席したクリストファー・ノーラン監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『ダンケルク』スペシャル・トークイベントに出席したクリストファー・ノーラン監督 (C)ORICON NewS inc.

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