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山崎貴監督、CG多用の撮影に嘆き 『ダンケルク』の大迫力に「卑怯だなって感じる」

 『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ、『永遠の0』、『STAND BY MEドラえもん』などで知られる映画監督の山崎貴氏(53)が23日、都内で行われたクリストファー・ノーラン監督(47)の最新作『ダンケルク』ジャパンプレミアに出席。CGを使わずリアルな撮影にこだわった同作について「本当に戦場に放り込まれたような感じでした。映画というよりは体験でした」と絶賛した。

『ダンケルク』ジャパンプレミアに出席した(左から)山崎貴監督、クリストファー・ノーラン監督 (C)ORICON NewS inc.

『ダンケルク』ジャパンプレミアに出席した(左から)山崎貴監督、クリストファー・ノーラン監督 (C)ORICON NewS inc.

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 山崎監督はCGを多用して映画を作る自身のスタンスと、ノーラン監督の作品を対比して「僕は予算の都合等々でCGに頼りがちなのですが、今回やっぱり『本物スゲー』って思いました。ちょっと卑怯だなって感じるくらいです」とポツリ。「僕もCGに頼っていると思われがちなんですけど、できるだけ実写で撮ろうと思っている。だから、絶対一部はセットを使ったり、本物の空を使ったりしています」と、作品へのこだわりを明かした。

 一方、ノーラン監督は山崎監督の『永遠の0』を鑑賞したといい「予算はそこまでなかったということでしたが、その中でもものすごいものを作っていらっしゃるなという風に思いました」と絶賛。「今回の『ダンケルク』をきちんと描くには、ハリウッドスタジオ並の予算がなければ、リアルには作れない。たまたま、僕はチャンスをいただいたので、それに関しては感謝しています。山崎監督はいろいろな限界がある中で『永遠の0』を作ったことはすばらしいと思います」と褒めちぎった。

 同作は、第二次世界大戦中の1940年、860隻の船舶でイギリス軍、フランス軍の兵士約40万人もの命を救った「ダンケルク作戦」を描いた物語。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『ダークナイト ライジング』のトム・ハーディー、マーク・ライアンス、ケネス・ブラナー、ノーラン監督作品常連のキリアン・マーフィー、ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズらが出演する。

 イベント前に行われたレッドカーペットには、藤岡弘、羽野晶紀、アンミカ、ハリー杉山、ダンテ・カーヴァー厚切りジェイソン、赤ペン瀧川先生が来場。同作は9月9日より公開される。

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  • 『ダンケルク』ジャパンプレミアに出席した(左から)山崎貴監督、クリストファー・ノーラン監督 (C)ORICON NewS inc.
  • クリストファー・ノーラン監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 『ダンケルク』ジャパンプレミアに出席したダンテ・カーヴァー (C)ORICON NewS inc.
  • 『ダンケルク』ジャパンプレミアに出席したハリー杉山 (C)ORICON NewS inc.
  • 『ダンケルク』ジャパンプレミアに出席した羽野晶紀 (C)ORICON NewS inc.
  • 『ダンケルク』ジャパンプレミアに出席した厚切りジェイソン (C)ORICON NewS inc.
  • 『ダンケルク』ジャパンプレミアに出席した赤ペン瀧川先生 (C)ORICON NewS inc.
  • 『ダンケルク』ジャパンプレミアに出席した藤岡弘、 (C)ORICON NewS inc.
  • 『ダンケルク』ジャパンプレミアに出席した山崎貴監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 『ダンケルク』ジャパンプレミアに出席したアンミカ (C)ORICON NewS inc.

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