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山本耕史、植木等ボイスに苦戦「やりすぎるとモノマネに…」 伊東四朗から太鼓判

 俳優・山本耕史が23日、都内で行われたNHK土曜ドラマ『植木等とのぼせもん』(毎週土曜 後8:15※総合テレビ)初回試写後、会見に出席した。劇中で昭和を代表するコメディスター・植木等さんを演じた山本は第1話で早くも「スーダラ節」「無責任一代男」を熱唱。この収録から撮影はスタートし、ディレクターからは『寄せれるだけ寄せて』とリクエストがあったという。「そこは吹っ切れた感じで。ただ、顔もごつさも違うので、どの程度寄せるか、やりすぎるとモノマネになってしまうのでバランスが難しかった」と振り返った。

コメディスター・植木等さんを演じた山本耕史 (C)ORICON NewS inc.

コメディスター・植木等さんを演じた山本耕史 (C)ORICON NewS inc.

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 そんな苦労もあってか「伊東(四朗)さんも『似てたよ』といってくださって。一番心配してた部分が一段階、安心した感じ」と胸をなでおろした。その場で普段の山本と、植木さん役での喋り方の差を再現して、周囲を驚かせると「ちょっと冒険ではあったんですけど…。こういう喋り方もあんまり普段はね。やっぱり練習しました、挑戦しました」と手応えをにじませた。

 妻・登美子を演じる優香も「初日に、(山本が)一言発した時に『あ、植木等さんだ!』と思いました。マネするわけでもなく、すごく絶妙で、歌声だったりワクワクして鳥肌がたった」と“夫”の再現度に驚き、生前の植木さんとも親交の深い伊東は「大したもんだなと。ここまで人物像を作り上げられるものなんだと感心しました」と絶賛した。

 同ドラマは小松政夫による著書『のぼせもんやけん』を原案に、植木さんとその付き人兼運転手だった小松の師弟関係=“父子”関係を当時の映像を交えながら描いていく。小松を演じる志尊淳は、劇中で語りも担当する小松本人の隣に並んで恐縮しつつ「小松さんの情熱を目に焼き付けながら演じていきたい」と意気込みを語った。
 
 また、この日、手動で眉の動くメガネを持参したり、谷啓さんの『がちょ〜ん』を披露したりと誰よりも元気だったのが小松本人で「この世界で50何年か生きてきてこんな素晴らしいことを最後にプレゼントしてくださいました」と感激。「これでいつどうなってもいいと思いますが、もう少し頑張らせてください」とまだまだ現役をアピールしていた。

 この他、山内圭哉浜野謙太武田玲奈らも登壇した。9月2日よりスタート。

関連写真

  • コメディスター・植木等さんを演じた山本耕史 (C)ORICON NewS inc.
  • 手動で眉の動くメガネを持参した小松政夫 (C)ORICON NewS inc.
  • NHK土曜ドラマ『植木等とのぼせもん』の会見に出席した優香 (C)ORICON NewS inc.
  • NHK土曜ドラマ『植木等とのぼせもん』の会見に出席した志尊淳 (C)ORICON NewS inc.
  • NHK土曜ドラマ『植木等とのぼせもん』の会見に出席した山内圭哉 (C)ORICON NewS inc.
  • NHK土曜ドラマ『植木等とのぼせもん』の会見に出席した浜野謙太 (C)ORICON NewS inc.
  • NHK土曜ドラマ『植木等とのぼせもん』の会見に出席した武田玲奈 (C)ORICON NewS inc.
  • NHK土曜ドラマ『植木等とのぼせもん』の会見に出席した伊東四朗 (C)ORICON NewS inc.
  • NHK土曜ドラマ『植木等とのぼせもん』の会見に出席した小松政夫 (C)ORICON NewS inc.
  • NHK土曜ドラマ『植木等とのぼせもん』(C)ORICON NewS inc.

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