Netflixとマーベル・コミックス共同製作によるオリジナルシリーズ『Marvel ザ・ディフェンダーズ』(全8話)の配信が18日よりスタートした。これまでに『デアデビル』『ジェシカ・ジョーンズ』『ルーク・ケイジ』『アイアン・フィスト』の4タイトルが配信されてきたが、各シリーズの主人公の4人がディフェンダーズとして結集。これまでバラバラに活動していた4人が出会い、それぞれの過去や苦悩を抱えながらも力を合わせ、NYを守るため強大な悪に立ち向かう姿を描く。
出演は各シリーズ主演のチャーリー・コックス、クリステン・リッター、マイク・コルター、フィン・ジョーンズ。さらにディフェンダーズの行く手に立ちふさがる最強のヴィラン“アレクサンドラ”を、『エイリアン』シリーズのリプリー役でも知られるシガニー・ウィーバーが演じることも話題だ。
『アベンジャーズ』などと同じ「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズに属する作品であり、映画作品とも世界観を共有しているが、『ディフェンダーズ』を含むNetflixのドラマシリーズは、米ニューヨークを舞台に、地に足の着いた、それなりに現実性のある物語が展開されている。本作の魅力を、『デアデビル』のチャーリー・コックスと、『アイアン・フィスト』のフィン・ジョーンズに聞いた。
■ヒーローたちが集まった時のリアクションが見たい
――『アベンジャーズ』との違いや、Netflixオリジナルシリーズならではの良さはどこにあると思いますか?
【フィン・ジョーンズ】アベンジャーズがビートルズなら、僕らディフェンダーズはラモーンズやニルヴァーナみたいな感じかな(笑)。僕らは皆、ヒーローであることに躊躇しているし、それぞれ問題を抱えていて、共闘なんてしたくないと思っているところから始まるんだ。
【チャーリー・コックス】だから4人が集まるまでを時間をかけてじっくり描いている。なぜ、4人が一緒に戦うことになるのか、その動機がリアルじゃないといけないからね。急いで物語を進めることなく、物語の中で自然と呼吸ができるように進んでいけるのはドラマシリーズのいいところだと思う。
【フィン】全部、ニューヨークで撮影しているのもNetflixオリジナルシリーズの魅力。絵葉書で見るような場所で撮影できるってほんとすごい。リアルなニューヨークの姿が作品にも反映されていると思う。
【チャーリー】ちなみに『デアデビル』のヘルズ・キッチンは、ストリートギャングがいて治安が悪かった頃のイメージ。現在はバーやレストランが立ち並ぶ雰囲気のあるエリアになっているからね。
――クロスオーバー作品が人を引きつけるのはなぜだと思いますか?
【チャーリー】一緒になった時にそれぞれがどんなリアクションをするのか、そこが楽しみなんじゃないかな。スーパーヒーローといっても皆同じなわけではなく、いろいろなヒーローがいて、それぞれの個性があって。相互に作用しあって関係性が成り立っている様を描けるところが面白いんじゃないかな。僕は映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で、ヒーローたちが空港で大バトルするシーンが大好きなんだけど。ヒーローたちが同じ部屋にいるだけで、大興奮するんだ。でも、なんでだろうね(笑)。フィンどう思う?
【フィン】それぞれ違う能力を持ったヒーローたちが協力して戦うクロスオーバーは、原作のコミックスで1960年代からあるものだからね。そのコミックスを忠実に映像化しているから、なおさらファンをわくわくさせるんじゃないかな。
――マーベル作品に参加して思うことは?
【フィン】多くの人が知っている、マーベルのキャラクターを演じることができて、非常に恵まれていると思っています。撮影中はもちろんですが、現場を離れてもダニーとして見られるわけで、それは自分自身の成長につながっていると思います。大変なこともあるけれど、すごく深いところで報われるものがある、そんな気持ちでいます。
【チャーリー】たいへん光栄なことでもあるけれど、恐いと感じることもありますね。『デアデビル』や『ザ・ディフェンダーズ』の後も、新たな作品で自分が持っているものをすべて捧げて、また違う形で成果を収めていかなければ、というプレッシャー。キャリアの終盤、偉大なるシガニー・ウィーバーのように、いくつかの役を通して、多くの人に覚えられている役者になっていたいと思っています。
■チャーリー・コックスが主演する『デアデビル』とは? 昼間は弁護士として活動するマット・マードックが、少年時代に視力を失う代わりに得た超感覚を利用し、夜はデアデビルとなってアベンジャーズとチタウリの戦い(2012年公開の映画『アベンジャーズ』)の後、スラム街となってしまったニューヨークのヘルズ・キッチン近隣で犯罪者と戦っている。
■フィン・ジョーンズが主演する『アイアン・フィスト』とは? 幼い頃に飛行機事故に遭い、両親を亡くして一人生き延びた主人公ダニー・ランドが、秘境の地クン・ルンで厳しい武術の修業を積み、“アイアン・フィスト=鋼鉄の拳”を手に入れ、15年ぶりに故郷ニューヨークに帰還。亡き父が遺した大企業を牛耳るハロルドと対峙して犯罪組織と壮絶なバトルを繰り広げる。
出演は各シリーズ主演のチャーリー・コックス、クリステン・リッター、マイク・コルター、フィン・ジョーンズ。さらにディフェンダーズの行く手に立ちふさがる最強のヴィラン“アレクサンドラ”を、『エイリアン』シリーズのリプリー役でも知られるシガニー・ウィーバーが演じることも話題だ。
『アベンジャーズ』などと同じ「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズに属する作品であり、映画作品とも世界観を共有しているが、『ディフェンダーズ』を含むNetflixのドラマシリーズは、米ニューヨークを舞台に、地に足の着いた、それなりに現実性のある物語が展開されている。本作の魅力を、『デアデビル』のチャーリー・コックスと、『アイアン・フィスト』のフィン・ジョーンズに聞いた。
■ヒーローたちが集まった時のリアクションが見たい
――『アベンジャーズ』との違いや、Netflixオリジナルシリーズならではの良さはどこにあると思いますか?
【フィン・ジョーンズ】アベンジャーズがビートルズなら、僕らディフェンダーズはラモーンズやニルヴァーナみたいな感じかな(笑)。僕らは皆、ヒーローであることに躊躇しているし、それぞれ問題を抱えていて、共闘なんてしたくないと思っているところから始まるんだ。
【チャーリー・コックス】だから4人が集まるまでを時間をかけてじっくり描いている。なぜ、4人が一緒に戦うことになるのか、その動機がリアルじゃないといけないからね。急いで物語を進めることなく、物語の中で自然と呼吸ができるように進んでいけるのはドラマシリーズのいいところだと思う。
【フィン】全部、ニューヨークで撮影しているのもNetflixオリジナルシリーズの魅力。絵葉書で見るような場所で撮影できるってほんとすごい。リアルなニューヨークの姿が作品にも反映されていると思う。
【チャーリー】ちなみに『デアデビル』のヘルズ・キッチンは、ストリートギャングがいて治安が悪かった頃のイメージ。現在はバーやレストランが立ち並ぶ雰囲気のあるエリアになっているからね。
――クロスオーバー作品が人を引きつけるのはなぜだと思いますか?
【チャーリー】一緒になった時にそれぞれがどんなリアクションをするのか、そこが楽しみなんじゃないかな。スーパーヒーローといっても皆同じなわけではなく、いろいろなヒーローがいて、それぞれの個性があって。相互に作用しあって関係性が成り立っている様を描けるところが面白いんじゃないかな。僕は映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で、ヒーローたちが空港で大バトルするシーンが大好きなんだけど。ヒーローたちが同じ部屋にいるだけで、大興奮するんだ。でも、なんでだろうね(笑)。フィンどう思う?
【フィン】それぞれ違う能力を持ったヒーローたちが協力して戦うクロスオーバーは、原作のコミックスで1960年代からあるものだからね。そのコミックスを忠実に映像化しているから、なおさらファンをわくわくさせるんじゃないかな。
――マーベル作品に参加して思うことは?
【フィン】多くの人が知っている、マーベルのキャラクターを演じることができて、非常に恵まれていると思っています。撮影中はもちろんですが、現場を離れてもダニーとして見られるわけで、それは自分自身の成長につながっていると思います。大変なこともあるけれど、すごく深いところで報われるものがある、そんな気持ちでいます。
【チャーリー】たいへん光栄なことでもあるけれど、恐いと感じることもありますね。『デアデビル』や『ザ・ディフェンダーズ』の後も、新たな作品で自分が持っているものをすべて捧げて、また違う形で成果を収めていかなければ、というプレッシャー。キャリアの終盤、偉大なるシガニー・ウィーバーのように、いくつかの役を通して、多くの人に覚えられている役者になっていたいと思っています。
■チャーリー・コックスが主演する『デアデビル』とは? 昼間は弁護士として活動するマット・マードックが、少年時代に視力を失う代わりに得た超感覚を利用し、夜はデアデビルとなってアベンジャーズとチタウリの戦い(2012年公開の映画『アベンジャーズ』)の後、スラム街となってしまったニューヨークのヘルズ・キッチン近隣で犯罪者と戦っている。
■フィン・ジョーンズが主演する『アイアン・フィスト』とは? 幼い頃に飛行機事故に遭い、両親を亡くして一人生き延びた主人公ダニー・ランドが、秘境の地クン・ルンで厳しい武術の修業を積み、“アイアン・フィスト=鋼鉄の拳”を手に入れ、15年ぶりに故郷ニューヨークに帰還。亡き父が遺した大企業を牛耳るハロルドと対峙して犯罪組織と壮絶なバトルを繰り広げる。
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2017/08/20