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名脇役・田中要次、54歳で映画初主演 センターで戸惑い「何をしゃべったら…」

 名バイプレーヤーとして知られる俳優・田中要次(54)が19日、都内で主演映画『蠱毒(こどく) ミートボールマシン』の初日舞台あいさつに登壇。本作が映画初主演となる田中は「心臓がバクバク」とセンターの重圧に戸惑っていた。

映画『蠱毒(こどく) ミートボールマシン』初日舞台あいさつに登壇した田中要次 (C)ORICON NewS inc.

映画『蠱毒(こどく) ミートボールマシン』初日舞台あいさつに登壇した田中要次 (C)ORICON NewS inc.

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 田中といえば『HERO』シリーズで「あるよ」の決めせりふを言うバーテンダー役など、なじみ深い日本屈指のバイプレーヤーとして活躍。そんな田中が、54歳にしてついに初主演映画が封切られた。舞台あいさつで真ん中に立った田中は「映画の舞台あいさつでセンターに立つのは初めて。真ん中で何をしゃべったらいいのか…。心臓がバクバクしている」と素直に打ち明け、「普段は横にいて最後に茶化して終われたのに…。映画を背負って何か言わなきゃいけないっていうのは、言葉に悩みますね」と戸惑いを隠しきれないままだった。

 同作はバイオレンス・スプラッター映画『MEATBALL MACHINE ミートボールマシン』(2005年公開)をモチーフに制作。同作の主演は今をときめく高橋一生が務めていたため、田中は「先代は高橋一生くん。僕は2代目です!」と宣言したが、川瀬陽太(47)は苦笑いしながら「分が悪い」とツッコんでいた。

 本作は孤独でしがない中年男・野田勇次(田中)が、最強の戦士・ネクロボーグと化し、密かに思いを寄せる女性・三田カヲル(百合沙)を守るため、謎の生物に操られたヒトとマシンの複合体“ネクロボーグ”との戦いの渦に飛び込んでいくバイオレンスムービー。西村喜廣監督(50)は「4トンの血のりを使ってます」とアピールし、今年3月には米・テキサスで開催された映画と音楽の祭典『サウス・バイ・サウスウエスト』から日本映画で唯一の招待を受けた。ほかにも50を超える映画祭に招待されるなど海外からも高い注目を集めている。

 この日も舞台あいさつには百合沙(25)、三元雅芸(40)、屋敷紘子(39)、栄島智(42)、矢部太郎(40)、若林美保(38)、芦原健介(37)、石川ゆうや(43)、島津健太郎(48)も登壇した。

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  • 映画『蠱毒(こどく) ミートボールマシン』初日舞台あいさつに登壇した田中要次 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『蠱毒(こどく) ミートボールマシン』初日舞台あいさつに登壇した(後列左から)島津健太郎、芦原健介、川瀬陽太、田中要次、三元雅芸、栄島智、(前列左から)西村喜廣監督、矢部太郎、若林美保、百合沙、屋敷紘子、石川ゆうや (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『蠱毒(こどく) ミートボールマシン』初日舞台あいさつに登壇した田中要次 (C)ORICON NewS inc.

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