人間国宝の歌舞伎俳優・五代目坂東玉三郎(67)が、11月8日に22年ぶり2作目のアルバム『邂逅 〜越路吹雪を歌う』を発売することが決定した。1957年、坂東喜の字として初舞台を踏み、芸能生活60年の節目に、敬愛する“シャンソンの女王”越路吹雪さんの名曲を歌い継ぐシャンソンアルバムをリリースする。 歌舞伎界が誇る当代一の女形、玉三郎。映画監督、舞台演出家など、さまざまな芸術的分野において傑出した才能を示し、人間国宝、紫綬褒章、フランスの最高勲章であるレジオン・ドヌール勲章を受章するなど、世界的にも称賛されているが、歌い手としての実力も知られるところ。3月29日には敬愛してやまない越路吹雪さんの三十七回忌追悼特別公演に出演し、晩年の代表作でもあったシャルル・アズナヴール「妻へ」を歌唱したことで、改めてシャンソニエとしての評価を高め、『邂逅 〜越路吹雪を歌う』を発表することが決まった。

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