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上川隆也、10年ぶりテレ東ドラマ出演 『テミスの剣』ドラマ化

 俳優の上川隆也が、今秋放送予定のテレビ東京ドラマ特別企画『テミスの剣』に主演することが明らかになった。中山七里氏の同名小説(文春文庫)を映像化。上川は20数年にわたって事件の真相を追う刑事・渡瀬の20代から50代までを演じる。上川が同局のドラマに出演するのは10年ぶりとなる。

今秋放送予定のテレビ東京ドラマ特別企画『テミスの剣』に主演する上川隆也(C)テレビ東京

今秋放送予定のテレビ東京ドラマ特別企画『テミスの剣』に主演する上川隆也(C)テレビ東京

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 原作者の中山氏は、『さよならドビュッシー』で『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し2010年にデビュー。著書に『贖罪の奏鳴曲』『切り裂きジャックの告白』『総理にされた男』『ネメシスの使者』などがあり、「どんでん返しの帝王」とも言われる。そんな中山氏が本作で描いたのは、「本物の正義とは何か」。時代を越え、組織を越えて深まる事件の謎。すべての真相にたどり着いた時、渡瀬が導き出した答えとは…。

 上川は「“ちりばめられた謎”がとても魅力的で、加えて物語を巡る人間模様が、核となる“正義”を巡って重厚に、そして幾重にも綾なされ、大いにそそられる内容でした。演じるにあたって、渡瀬という男が持つ、いつまで経っても拭えない心の傷はいつも意識していました。時間が大きく移ろう物語なので、立ち位置を見失わないよう、その痛みを彼の心情の物差しの“0”と設定して、各シーンを考えました」と、コメント。

 ドラマの脚本は、『うちの子にかぎって』(TBS)、『君の瞳に恋してる!』(フジテレビ)など、1980年代のトレンディドラマから活躍する伴一彦氏。監督は、『世にも奇妙な物語』『僕の生きる道』(フジテレビ)、映画『笑の大学』ほかの星護氏が務める。

 星監督と初めてタッグを組んだ上川は「淡々として落ち着いた第一印象を覆す、とても情熱的で大胆な演出は、複雑な物語を理解し渡瀬を創っていく何よりの手助けになりました。 クライマックスシーンを、まるで劇場のステージにいるかのような思いで演じられたのは、それを促してくれた監督の熱い演出のおかげです。ミステリーの部分でもドラマの部分でも、それぞれにご満足頂けるような仕上がりになりました」と、手応えを語っている。

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  • テレビ東京ドラマ特別企画『テミスの剣』今秋放送予定(C)テレビ東京

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