作家でエッセイストの阿川佐和子氏(63)が2日、都内でエッセイ『バブルノタシナミ』(世界文化社)刊行記念ミニトークショー&サイン会を行った。5月に、かねてから交際していた教育関係の仕事をしている男性(69)と結婚した阿川氏は、新婚生活について「人生半分以上いっちゃった人間が新たな生活を始めるので、何をウキウキしたらいいかわからないし、淡々とやっているだけ」と報告。夫について「介護生活の助けになってくれる。協力相手ができた」と声を弾ませた。
トークショーでは、「結婚願望は小さい頃からずっとあって、あり過ぎたせいか婚期を逃していた」と振り返り、自身がMCを務める番組『サワコの朝』に出演した脚本家・中園ミホ氏の占い結果にのっかり、5月に入籍した経緯を説明。観客から祝福の拍手を受けて「どうもすみません」と笑顔を見せた。
「『なんで入籍したんですか?』って言われることがあって、どういう意味かなって思ったら、もうすぐ死ぬのになっていう意味かなって」と語った阿川氏は、「そういう意識もないけれど、20代で結婚したような感覚もない」と、きっぱり。結婚とは、「普通の人たちは、まだ親も元気で、半分くらい子どもが独立したっていう感覚だと思う」とし、それと比べて自身は「何をウキウキしたらいいかわからないし、淡々とやっているだけ」と話した。
結婚指輪はしていなかったが、「一応買ってもらったのはある」といい、「落ち着かなくて棚に入れっぱなし」。また、明日8月3日で3回忌を迎える父・阿川弘之さんから結婚を心配されていたエピソードも披露し、「35歳くらいの時には、私が何も言っていないのに『こいつは(結婚)しない、できない』と言われた」と苦笑しながら懐かしんでいた。
トークショーでは、「結婚願望は小さい頃からずっとあって、あり過ぎたせいか婚期を逃していた」と振り返り、自身がMCを務める番組『サワコの朝』に出演した脚本家・中園ミホ氏の占い結果にのっかり、5月に入籍した経緯を説明。観客から祝福の拍手を受けて「どうもすみません」と笑顔を見せた。
「『なんで入籍したんですか?』って言われることがあって、どういう意味かなって思ったら、もうすぐ死ぬのになっていう意味かなって」と語った阿川氏は、「そういう意識もないけれど、20代で結婚したような感覚もない」と、きっぱり。結婚とは、「普通の人たちは、まだ親も元気で、半分くらい子どもが独立したっていう感覚だと思う」とし、それと比べて自身は「何をウキウキしたらいいかわからないし、淡々とやっているだけ」と話した。
結婚指輪はしていなかったが、「一応買ってもらったのはある」といい、「落ち着かなくて棚に入れっぱなし」。また、明日8月3日で3回忌を迎える父・阿川弘之さんから結婚を心配されていたエピソードも披露し、「35歳くらいの時には、私が何も言っていないのに『こいつは(結婚)しない、できない』と言われた」と苦笑しながら懐かしんでいた。
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2017/08/02