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実は芸歴48年目、離婚&活動休止を経て…元Le Couple・藤田恵美が“今の心境”を吐露

 1994年に夫婦ユニットとしてデビューし、97年にシングル「ひだまりの詩」を大ヒットさせたLe Couple。だが、2015年に放送された『爆報!THEフライデー』(TBS系)で、離婚、活動を休止した真相を明かした元メンバー・藤田恵美。現在はソロとして精力的に活動しており、先ごろニューシングル「東京ロンリー・ナイト」も発売。そんな彼女が離婚原因をカミングアウトした当時の状況、さらに現在の心境を真摯に明かしてくれた。

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■弱冠6歳でデビューした“才女”

 藤田は幼稚園のころから、劇団ひまわりで子役として活動。「ズビズバ〜」のフレーズで知られる、左卜全とひまわりキティーズの「老人と子供のポルカ」にも参加していた。弱冠6歳でデビューしてから48年もの活動期間がある。1976年には13歳で、英実加(はなぶさみか)名義として演歌歌手デビュー。だが、カントリーミュージックなどに興味を持ち、ライブハウスなどで歌いながら、1991年にギタリスト・藤田隆二と結婚。1994年にフランス語で「夫婦」を意味するユニット「Le Couple」としてデビュー。1997年に「ひだまりの詩」が180万枚のヒットを飾り、『NHK紅白歌合戦』にも出場した。

 藤田は当時を振り返り、「Le Coupleとしてデビューしてから、『ひだまりの詩』が出るまでの3年間が長くて、濃密な日々でした。各地をキャンペーンで回ったり、有線放送所の631ヶ所を9ヶ月間、車で訪ねて、曲を流してもらったり…」と回顧。長い地道な下積みを経て、「もうレコード会社から首を切られるかと思っていた」というころに、ドラマ『ひとつ屋根の下2』(フジテレビ系)の挿入歌に起用された「ひだまりの詩」で空前のヒットを飛ばしたのだった。

■東京五輪を見据えて制作された“平成のベンチャーズ歌謡”

 Le Coupleと並行して、藤田は2001年に洋楽のカヴァー・アルバム『camomile』をリリース。同作シリーズは香港やシンガポールなどアジア圏で大ヒットとなった。その理由を本人は「レコード会社の海外支店で発売されて、最初は『音がいい』ということで、オーディオマニアの間で話題になったのと、当時SARSという肺炎が流行して多くの人々が外に出れない時期があって、そんな時に 『耳で聴くクスリ』 と呼ばれて自宅でcamomileを聴いてくださっていた方々が多くいらしたそうです」 と明かす。

 Le Couple活動休止後はさらに精力的にソロとして活動し、(社)日本青年会議所「OMOIYARI運動」公式テーマソングである自身作詞・作曲のシングル「OMOIYARIのうた」を発売。また、リリー・フランキー氏プロデュースのアルバム『花束と猫』では、「第54回 輝く!日本レコード大賞」で「優秀アルバム賞」を受賞。リリーがElvis Woodstock名義でアルバム10曲中9曲を作詞しており、藤田は「男性が理想としている女性像を歌っていると思いました。“歌は慰め”ですね」と気づいたという。

 さまざまな音楽性に挑戦する中、新曲「東京ロンリー・ナイト」は、高見沢俊彦作詞・作曲で昭和を彷彿させる“現代の歌謡曲”を披露している。その経緯について藤田は「高見沢さんがベンチャーズの来日記念に1曲提供されて、その曲に歌詞を付けたら、“平成のベンチャーズ歌謡曲”になると思いました。そこで私から『歌詞を付けて歌ってみたいです』とオファーしました」と藤田サイドから提案したと告白。「歌詞を喜んで高見沢さんが書いてくださいました。2020年の東京五輪に向けて、マラソンコースに入る地名をスタッフが調べて提出したところ、『神楽坂』などが使われています」と3年後に迫った東京五輪も意識した楽曲となっている。

■離婚原因を明かさなかったのは「クリーンなイメージを壊してしまう…」

 2005年にLe Coupleの活動を休止し、2007年2月に離婚届を提出して正式に離婚していた藤田。2015年9月11日放送の『爆報!THEフライデー』では、元夫・隆二氏からの束縛や暴言があり、藤田は「罵倒するような言葉とか、とにかく怖い」と語り、夫婦に亀裂が生じたことが明かされた。さらに番組では両者が再会し、隆二氏から「まずは謝りたい。すみませんでした。家庭と仕事のバランスが分からなくなって……」と謝罪。そこで、活動休止から10年ぶりに「ひだまりの詩」を歌唱した。

 今回の取材で藤田は、近年まで生々しい離婚の原因を明かさなかったのは、「ひだまりの詩を好きでいてくださる方々に対してこの曲の持つクリーンなイメージを壊してしまうことが申し訳ない、という気持ちがありました」と明かす。だが、その経験も乗り越えてさらに音楽活動に磨きをかけている。洋楽カバーの『camomile』シリーズを経験して、「洋楽はサウンド志向だけど、日本語を歌う時はより歌詞に意味が伝わることを意識するようになりました。きちっと発音して、人々に届けたい」とメッセージを届けることの重みもさらに熟慮するようになったという。

 さまざまな軌跡を経て、アーティストとしての成熟期を迎えた藤田。9月1日にはビリーバンバン・菅原進、ブレッド&バター・岩沢幸矢とともに、まほろ座 MACHIDAにてLOVE×3(ラブスリー)コンサート 『あの頃のひだまりをまた君に』を開催することも決定。「いろんなものがつながって、自分のオリジナリティになっているんじゃないかなって」と、晴れやかな笑顔を浮かべた。



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  • 離婚&活動休止を経て心境を明かす元Le Couple・藤田恵美
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  • 新曲「東京ロンリー・ナイト」

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