1975年から77年に『週刊少女フレンド』(講談社)で連載され、シリーズ累計1200万部を売り上げた、大正時代を舞台にした名作ラブコメディー『はいからさんが通る』。その劇場版新作アニメ公開(前編:11月11日より上映)を記念して、原作者の大和和紀氏が12日、都内で会見を行った。 札幌市出身の大和氏は、66年『週刊少女フレンド』にて『どろぼう天使』でデビュー。『源氏物語』を基に描いた『あさきゆめみし』のほか、『ヨコハマ物語』『N.Y.小町』など数々の人気作を世に送り出してきた。昨年画業50周年を迎えたが、劇場版アニメ公開と並行して、宝塚歌劇団による舞台化や、東京・弥生美術館での原画展など「はいからさんブーム」が再燃している。
2017/07/13